演劇
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火山灰地 第1部

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火山灰地 第1部

日本演劇史に燦然と輝く金字塔――リアリズム戯曲の最高峰と言われる久保栄渾身の人間ドラマ、2部作の第1部です。日本がファシズムへの道を突き進む1930年代の北海道を舞台に、農業技術の発展とそれを阻む古い生産関係との相克を描き、この国の近代の特質を構造的に摑まえようとした大作。農産実験場の支場長は、十勝の火山灰地にはカリ肥料が重要だと力説する。しかしそれは義父でもあり恩師でもある農学博士にたてつき、国策にそむくことになる……。

視聴方法

早稲田大学演劇博物館
無償

演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
権利処理状況
アーカイブのみ

作品情報

上演情報
1961/9/11(Mon)~1962/1/20(Sat)東横ホール(東京都)
出演者・
スタッフ
朗読
宇野 重吉
雨宮聰
滝沢 修
雨宮照子
細川 ちか子
雨宮徹
波多野 憲
雨宮玲子
清水 和子
青木良衛
信 欣三
辻章平
芦田 信介
滝本俊明
大滝 秀治
唐沢克己
清水 将夫
三宅鉄也
垂水 悟郎
河辺
稲垣 隆史
コヴァンコフ
嵯峨 善兵
アナウンサア
福田 秀実
中出ドクトル
松下 達夫
実験場女人夫1
久保 まづるか
実験場女人夫2
披岸 喜美子
実験場女人夫3
本田 悠美子
実験場女人夫4
塩屋 洋子
実験場女人夫5
菊地 靖子
実験場女人夫6
中島 恭子
実験場女人夫7
大和屋 幸子
市橋達二
鈴木 瑞穂
泉治郎
内藤 武敏
泉亀太郎
鶴丸 睦彦
泉とく
高野 由美
泉英馬
木浪 茂(劇団あすなろ)
能勢喜代治
草薙 幸二郎
吉満由三郎
梅野 泰靖
駒井ツタ
北林 谷栄
駒井子之吉
下条 正巳
駒井アヤ子
増山 朋子(劇団あすなろ)
逸見庄作
宇野 重吉
逸見しの
吉行 和子
足立キミ
奈良岡 朋子
船津秀松
大町 文夫
船津いし
小夜 福子
船津まつえ
斎藤 美和
神保八十八
宮阪 将嘉
関為吉
大森 義夫
渡準造
佐野 浅夫
相良友吉
島田 敬一
森田音造
日野 道夫
寺町玉樹
中野 孝治
山村先生
本荘 美智子
手代木良一
庄司 永建
木炭部の男1
星野 和正
木炭部の男2
内藤 安彦
木炭部の男3
新田 昌玄
劇作家
久保 栄
演出
村山 知義
演出補佐
松尾 哲次
装置
伊藤 熹朔
音楽
吉田 隆子
音楽
菅原 明朗
舞台監督
水品 春樹
受賞歴など
テアトロン賞(1961)

上演団体情報

株式会社劇団民藝

団体詳細・作品一覧を見る

劇団民藝は1950年4月3日に創立(前身は1947年発足の民衆芸術劇場=第一次民藝)。築地小劇場、新協劇団など「新劇」の本流を歩んできた滝沢修、清水将夫、宇野重吉、北林谷栄らによって「多くの人々の生きてゆく歓びと励ましになるような」民衆に根ざした演劇芸術をつくり出そうと旗あげされました。2000年からは大滝秀治、奈良岡朋子が代表をつとめ、現在は小杉勇二、樫山文枝、日色ともゑ、丹野郁弓を中心に、劇団ならではの層の厚さを生かしたアンサンブルによる密度の濃い舞台づくりをめざしています。

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