琵琶湖では外来魚による固有種の生態系破壊が問題となっており、琵琶湖では外来魚のリリースは禁止され、湖周辺の釣りスポットに「外来魚回収BOX」なるゴミ箱が設置されている。しかし、釣り人の3割はこのBOXを生き物の命を粗末にする行為だと反対し、外来魚を湖に戻している。現地での取材を通じて、固有/外来/生命/生態系の対立を見つめ、両立を探った作品である。
2003年、神里雄大の演出作品を上演する団体として結成。2010年から2012年にかけ、3年連続でフェスティバル/トーキョーに参加。2012年『レッドと黒の膨張する半球体』で台北アーツフェスティバル、2016年には『+51 アビアシオン, サンボルハ』でシドニーフェスティバル、クンステンフェスティバルデザール(ベルギー)、
フェスティバルドートンヌ(フランス)に招聘されるなど、海外公演も多数。