古典芸能である能の構造を脱構築し、身体と映像のコラボレーションによる現代の舞台芸術作品として甦らせた。
コロナ禍によって失われたかに見える世界と、日食の瞬間にだけ地球からも見ることが出来る太陽コロナを重ねて描き、夢と現実の狭間の浜辺で、ありえたかもしれない過去/ありえるかもしれない未来として漂う自らの幽霊と邂逅する少女の姿が描かれる。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
有料オンデマンド配信。事前に会員登録が必要です。(月額2,189円+レンタル462円)
2018年に東京で結成された劇団。
東西の古典文学や伝統芸能から、現代のポップカルチャーまでを幅広くサンプリングしつつ、常に前衛的な表現としてそれらを提示し直す挑戦的な作品を次々と発表。
メンバーに大塚健太郎(劇作家・演出家)、松尾敢太郎、古瀬リナオ、東岳澄(以上俳優)、小名洋脩(ドラマトゥルク)、髙本彩恵(制作)。