鴻上尚史主宰の「虚構の劇団」記念すべき第1回公演!
グローブ・ジャングルとは、公園にある丸い形をしたジャングルジム。
今日も、公園で、ぐるぐると、複雑な地球は回されることを待っている。
ロンドンの日本人コミュニティを舞台に描かれるネット社会で傷付いた女性の再生の物語。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
オンデマンド配信。事前に会員登録が必要です。
2025/2/24まで
虚構の劇団(きょこうのげきだん)は、鴻上尚史が主宰する劇団。サードステージが運営。第1回公演は2007年11月の旗揚げ準備公演 『監視カメラが忘れたアリア』、2022年解散公演「日本人のへそ」をもって解散。
エゴ・サーチとは、インターネット上で、自分の本名やハンドルネームで検索すること。ある日、本名・プロフィールが自分と全く同じ人物のブログを発見し、正体をつきとめようと画策するうち、失っていた記憶を取り戻す男の物語。男の書く小説の世界と、なくした恋人との思い出の世界が多層的に描かれる。
2007年に旗揚げ準備公演でスタートした『虚構の劇団』の解散公演として上演した『日本人のへそ』(作:井上ひさし、演出:鴻上尚史)吃音症患者を集めた治療劇として、浅草のストリッパー、ヘレン天津の半生を劇中劇で描き、そこから物語は二転三転していく。井上ひさしさんの若い才気とエネルギーに満ちあふれたデビュー作に、虚構の劇団の総力を上げて、真正面から取り組んだ意欲作。