「えっと、一人とばして翔君なの」
写真の説明をした人はそう言った。
ああ、とばされたのは私。いつも忘れられる……だからなるべく派手な服を着ている。
育った環境に強烈に縛られている愚かな家族。
鎖から解き放たれていく様子を愉快に描く劇団代表作。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
オンデマンド配信。事前に会員登録が必要です。
教育機関向け舞台芸術映像配信サービス「みるステ」
教育目的でのご利用に限り視聴可能です。
無料トライアル期間:2026年4月1日〜2027年3月31日
2027/3/31まで
1989年に立命館大学に在籍していた土田英生を中心に、「B級プラクティス」として旗揚げ。1990年以降の全作品の作・演出を代表の土田英生が務める。1991年にMONOに改名し現在にいたる。2009年に文化庁芸術祭優秀賞を受賞、2017年に大阪文化祭賞優秀賞を受賞。
地方にある古い家屋。再開発にあたり、所有者をはっきりさせるべく、この家の子孫と思われる数名が招かれたが話はまったくまとまらない。さらに大きな問題が一つ。その中庭にある「大きな石」。この石には謂れがあり、移動することなどもっての外だという。時代が遡って地租改正の頃、同じ場所。そこで暮らす人々はこの場所を新政府に取り上げられるのを阻止するべく、目の前にあった「大きな石」に物語を与えることにする……。
古民家を再生してつくられたスペース。そこでは楽し気な会話が交わされているが、彼らには共通に抱える事情があった。ウイルス性だと言われているが、詳細は解明されていない。突然死するこの病気は現在、日本とアジアの一部で患者が確認されている。発症した人に対しては隔離政策がおこなれわる。この場所もそのひとつだ。最近、三回目の移住があり、数人が新しく移送されてきた。家族や恋人と別れ絶望する彼らを、前からいた人々
いつも一緒だった四人。高校生だったある夏、二人が事故で死亡した。そして月日が流れ……今、四人は話に花を咲かせている。想い出話から現在のことまで話題は様々だ。しかし大人になった二人と高校生のままの死んだ二人の会話は食い違う。人と人 との関係。それはどうしたって相対的にならざるを得ず、しかしそれではどうにも消化できない個々の想いもあり……。そんな浮き世をシンプルに描いた作品。
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