椿組2023年春公演
椿組2023年春公演
「あんた、わたしの一生は小説よかもっと小説のごたるばい」
老女たちは薄羽かげろうのような私をはじきとばして、目のまえにずしりと坐りました。その姿には階級と民族と女とが、虹のようにひらいていると私には思えました。
『私は何かを一生懸命に探していたのです』・・・・森崎和江著「まっくら」より。
戦後、筑豊に生きる女炭坑夫ら百年の聲を聴き歩いた森崎和江。
彼女の出逢った男と女の物語・・・「負けられるか!」
地の底から湧き上がる女たちの「闘いとエロス」
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
1971年「はみだし劇場」旗揚げ。日本各地で放浪街頭芝居、アジア・シロクロード祭旅など。1990年「椿組」と改名。野外劇を中心としてロマンとスペクタクル、エンターティンメント性を持ちながらも高い芸術性と舞台美術仕掛けの躍動感。街をも取り込んだ演出で毎年意表つくラストシーンを創り上げて来て話題となっている。花園神社野外劇は2022年で38年目。最近は劇場公演も多く、常に旬の作家、演出家と組み話題作を提供している。第50回紀伊國屋演劇賞特別賞、第3回花園賞受賞。
椿組2025年春公演
1944年。太平洋戦争真っ只中、偽国(ウェーマン)と呼ばれた満州国、満州映画撮影所。そこでは多くの日本・中国人の若きスタッフ達が働いていた。・・・だが両国の文化と風習の違い、日本人同士の譲れない矜持。とかく事あるごとに彼らは衝突し揉め合い現場はいっこうに進捗しない。そんな中、戦況は刻一刻と厳しくなり撮影現場も次第に戦争の影に覆われていく・・・。果たして映画は完成するのか……若き映画人達の運命は・・
椿組恒例の花園神社野外劇。現代。東京。虚脱の街。がわけもなくやけに勤勉な街。 一丁の銃を手にした事から、ある男を狙撃しようとした元プロ野球選手。が、その一丁の錆び付いた拳銃を、とある一家に預け他人になりすまし姿をくらます。彼には隠された秘密があった。一家の記憶と狙撃犯を追う刑事やらマフイアが青年の 過去と現在の人生を浮き彫りにする形で、追跡していく。人の営みの中で「勤勉」であるということは何なのだ
椿組2024年春公演
「コロナ」後の現在——経済、生活を混乱させ今迄の価値観をがらりと変貌させたこの状況は、明治時代初期の開化期と似ている。武家社会が崩壊し旧い身分制度が廃止された時、市井の人々の右往左往が始まった。「平民となった下級武士」を主人公におき、突然新しい生き方を強要された民の人達と社会の混乱を描きながらも共に助け合い生きる人間讃歌を描いた。没落した下級武士が東京に出て様々な混乱の中新しい愛を手に入れる庶民の
椿組2018年夏・花園神社野外劇
椿組の前身「はみだし劇場」時代の1996年(26年前)同じく花園神社で上演した野外劇を再構成し、泉鏡花物お得意の花組芝居の加納幸和が演出したスペクタクル編。小劇場界の強者が集い魑魅魍魎の怪奇世界を大胆に、花園神社の土の舞台に華咲かせます!「天守物語」と「夜叉ケ池」のいいとこ取り。そこに泉鏡花の少年時代も加味させ独特の世界を展開させます。脚本は今は亡き高取英の耽美な世界が華開きます。松本紀保主演!
