1975年、現代演劇協会付属劇団「雲」から故・芥川比呂志を中心に独立。現在に至る。演劇集団円は、演劇をこよなく愛する人々の集まりで、それぞれの立場で個人の能力を向上させ、より充実した舞台創りを目指しています。
テネシー・ウィリアムズの出世作にして、1945年のニューヨーク初演以来世界各地で上演が繰り返されている傑作戯曲。物語は、船員となって家を後にしたトムの思い出として語られる、1930年代のセントルイスが舞台。
こじきや老紳士、魔法使い、市長、泥棒、白雪姫と称する少女らの前に突然現れた巨大な卵。大きな卵は回ったり光ったりしながら、中に本当の白雪姫がいるのではないかという夢を与える。本当の優しさとは何かを問いかけ、大人にとってはチクンと痛みを覚えさせるような作品。
舞台は1945年、ユダヤ人夫婦の経営する小さな紳士服のアトリエ。強制収容所送りになった夫を探す女、アメリカ兵を恋人に持つ女、二人の子どもを抱えて働く女、警察官を夫に持つ女、結婚して新しい人生を歩み始める女……。みなが貧しい中で助け合いながら、けなげに生きようとしているのだった。「この戯曲は私の母のために、また多くの縫製室で私が出会った、泣いたり笑ったりしているすべての人々のために書いたものである」
童話『眠れる森の美女』を主なモチーフとした作品。サラリーマンの男は、いまだ見たことのない婚約者の見舞いに病院を訪れるが…