演劇
アーカイブのみ

風の駅

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風の駅

太田省吾と劇団転形劇場による、完全な沈黙のまま極端に遅いテンポで俳優が演じる表現を追求した沈黙劇/〈駅〉シリーズの第3作。13のシーンからなり、古来のエレメント(水・地・砂などの物質)を大胆に上演空間に引き入れる着想のもとで、約50トンの砂で舞台を満たしている。点々と廃品の埋まった吹きさらしの砂場に、さまざまな人々が姿を現わし、気流のように軽やかな遊戯を演じ、死者との交渉を繰り広げていく。

視聴方法

早稲田大学演劇博物館
無償

演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
映像管理者
劇団転形劇場
権利処理状況
アーカイブのみ

作品情報

上演情報
1986/11/20(Thu)~1986/12/7(Sun)T2スタジオ(東京都)
出演者・
スタッフ
砂にうずまった顔1
田村 時蔵(劇団転形劇場)
砂にうずまった顔2
為我井 真(劇団転形劇場)
砂にうずまった顔3
今村 俊一(劇団転形劇場)
砂にうずまった顔4
小林 千里(劇団転形劇場)
砂にうずまった顔5
坂本 陽子(劇団転形劇場)
砂にうずまった顔6
柴田 真弓(劇団転形劇場)
穴を掘る女
森屋 由紀(劇団転形劇場)
二人の男a
笹島 博文(劇団転形劇場)
二人の男b
井上 弘久(劇団転形劇場)
少女
安藤 朋子(劇団転形劇場)
金魚鉢の少年
伊藤 真紀(劇団転形劇場)
帽子の男
米田 亮(劇団転形劇場)
帽子をかぶる女
真砂 恵津子(劇団転形劇場)
靴を脱ぐ女
牛山 君枝(劇団転形劇場)
靴を脱ぐ男
小野 孝夫(劇団転形劇場)
上着をかぶる男
大杉 漣(劇団転形劇場)
抱きつく女
小針 和美(劇団転形劇場)
乞う女
佐藤 和代(劇団転形劇場)
すすきの男
青山 守男(劇団転形劇場)
品川 徹(劇団転形劇場)
鈴木 理江子(劇団転形劇場)
シミーズの女
竹内 真樹子(劇団転形劇場)
砂にうずまる男
瀬川 哲也(劇団転形劇場)
見送る妻
北村 青子(劇団転形劇場)
その子
石田 幸子(劇団転形劇場)
二人の女a
遠井 明己(劇団転形劇場)
二人の女b
枝元 なほみ(劇団転形劇場)
作・演出
太田 省吾(劇団転形劇場)
照明
辻本 晴彦
照明操作
野中 忠広
選曲協力
伊賀崎 陽子
舞台監督
辻上 彰二(劇団転形劇場)
制作
井上 浩司(劇団転形劇場)
制作
重田 房代(劇団転形劇場)

上演団体情報

1968年、演出家・程島武夫を中心に設立。1970年より演出家・劇作家の太田省吾が主宰者となる。1970年、転形劇場工房を設置(東京都港区赤坂)。1985年、劇団の拠点を東京都練馬区に移し、稽古場と小劇場を兼ねた転形劇場T2スタジオを開設。代表作品『小町風伝』(作・演出:太田省吾/1977年初演)、『水の駅』(構成・演出:太田省吾/1981年初演)は、国内外で数多くの上演を重ね、大きな反響をもってむかえられた。1985年、紀伊國屋演劇賞団体賞を受賞。1988年、解散。劇団の20年にわたる公演の記録と劇評などは、弓立社+転形劇場編『水の希望 ドキュメント転形劇場』(弓立社、1989年)にまとめられている。

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