演劇
アーカイブのみ

地の駅

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地の駅

太田省吾と劇団転形劇場による、完全な沈黙のまま極端に遅いテンポで俳優が演じる表現を追求した沈黙劇/〈駅〉シリーズの第2作。舞台には、生活をとりまくさまざまな廃品の堆積した山が形づくられている(高さ5メートル、裾野20メートルほど)。登場人物たちは、幾重にも曲がりくねり頂上へとつづく一本の山道を登り、あるいはそこで休息し、山の向こうへ立ち去る。13のシーンが連鎖し、出会いと別れ、生と死、過去と現在をめぐる時間が織りなされる。

視聴方法

早稲田大学演劇博物館
無償

演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
映像管理者
劇団転形劇場
権利処理状況
アーカイブのみ

作品情報

上演情報
1985/1/12(Sat)~1985/1/20(Sun)大谷石地下採掘場跡(大谷資料館)(栃木県)
出演者・
スタッフ
少女
安藤 朋子(劇団転形劇場)
木を見る男
青山 守男(劇団転形劇場)
二人の男A
笹島 博文(劇団転形劇場)
二人の男B
井上 弘久(劇団転形劇場)
待つ女
竹内 真樹子(劇団転形劇場)
大きな荷物の男
小野 孝夫(劇団転形劇場)
老女
森屋 由紀(劇団転形劇場)
産む女
小針 和美(劇団転形劇場)
空を見る夫
瀬川 哲也(劇団転形劇場)
空を見る妻
北村 青子(劇団転形劇場)
空へ叫ぶ夫
品川 徹(劇団転形劇場)
空へ叫ぶ妻
鈴木 理江子(劇団転形劇場)
少年
伊藤 真紀(劇団転形劇場)
化粧する姉
牛山 君枝(劇団転形劇場)
風の娘1
真砂 恵津子(劇団転形劇場)
風の娘2
石山 順子(劇団転形劇場)
風の娘3
枝元 なほみ(劇団転形劇場)
アイロンの女
佐藤 和代(劇団転形劇場)
大杉 漣(劇団転形劇場)
遠雷を聞く男
米田 亮(劇団転形劇場)
雨を待つ女
遠井 明己(劇団転形劇場)
作・演出
太田 省吾(劇団転形劇場)
照明
辻本 晴彦
舞台監督
辻上 彰二(劇団転形劇場)
制作
井上 浩司(劇団転形劇場)

上演団体情報

1968年、演出家・程島武夫を中心に設立。1970年より演出家・劇作家の太田省吾が主宰者となる。1970年、転形劇場工房を設置(東京都港区赤坂)。1985年、劇団の拠点を東京都練馬区に移し、稽古場と小劇場を兼ねた転形劇場T2スタジオを開設。代表作品『小町風伝』(作・演出:太田省吾/1977年初演)、『水の駅』(構成・演出:太田省吾/1981年初演)は、国内外で数多くの上演を重ね、大きな反響をもってむかえられた。1985年、紀伊國屋演劇賞団体賞を受賞。1988年、解散。劇団の20年にわたる公演の記録と劇評などは、弓立社+転形劇場編『水の希望 ドキュメント転形劇場』(弓立社、1989年)にまとめられている。

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