演劇
アーカイブのみ

↑(やじるし)

演劇
アーカイブのみ

↑(やじるし)

太田省吾が「引用」を表現上のテーマとして手がけた〈ヤジルシ〉シリーズの第1作。さまざまな種類の著作の断片などを活かし、演劇における引用の意識化・方法化を探求している。11のシーンからなり、登場人物は20人(男1~8、女1~12)。一組の男女(男1、女1)が、部屋の天井にシミのような矢印を見つけ、矢印に誘い出されるように行動を起こす。二人は数々の奇怪な光景を巡行した後、元の場所に立ち戻り、互いの存在を確かめ合う。

視聴方法

(要予約)早稲田大学演劇博物館
無償

演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
事前予約フォームより予約の上、ご来館ください。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
映像管理者
劇団転形劇場
権利処理状況
アーカイブのみ

作品情報

上演情報
1986/3/11(Tue)~1986/3/23(Sun)T2スタジオ(東京都)
出演者・
スタッフ
男1
笹島 博文(劇団転形劇場)
男2
瀬川 哲也(劇団転形劇場)
男3
小野 孝夫(劇団転形劇場)
男4
井上 弘久(劇団転形劇場)
男5
品川 徹(劇団転形劇場)
男6
大杉 漣(劇団転形劇場)
男7
青山 守男(劇団転形劇場)
男8
米田 亮(劇団転形劇場)
女1
安藤 朋子(劇団転形劇場)
女2
鈴木 理江子(劇団転形劇場)
女3
小針 和美(劇団転形劇場)
女4
佐藤 和代(劇団転形劇場)
女5
牛山 君枝(劇団転形劇場)
女6
北村 青子(劇団転形劇場)
女7
竹内 真樹子(劇団転形劇場)
女8
森屋 由紀(劇団転形劇場)
女9
遠井 明己(劇団転形劇場)
女10
枝元 なほみ(劇団転形劇場)
女11
伊藤 真紀(劇団転形劇場)
女12
真砂 恵津子(劇団転形劇場)
作・演出
太田 省吾(劇団転形劇場)
照明
辻本 晴彦
照明操作
野中 忠広
選曲協力
伊賀崎 陽子
美術協力
剣持 和夫
舞台監督
辻上 彰二(劇団転形劇場)
制作
重田 房代(劇団転形劇場)
制作
井上 浩司(劇団転形劇場)

上演団体情報

1968年、演出家・程島武夫を中心に設立。1970年より演出家・劇作家の太田省吾が主宰者となる。1970年、転形劇場工房を設置(東京都港区赤坂)。1985年、劇団の拠点を東京都練馬区に移し、稽古場と小劇場を兼ねた転形劇場T2スタジオを開設。代表作品『小町風伝』(作・演出:太田省吾/1977年初演)、『水の駅』(構成・演出:太田省吾/1981年初演)は、国内外で数多くの上演を重ね、大きな反響をもってむかえられた。1985年、紀伊國屋演劇賞団体賞を受賞。1988年、解散。劇団の20年にわたる公演の記録と劇評などは、弓立社+転形劇場編『水の希望 ドキュメント転形劇場』(弓立社、1989年)にまとめられている。

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