演劇
アーカイブのみ

死の薔薇

演劇
アーカイブのみ

死の薔薇

音楽形式(=フーガ)と精神病理の言葉への着目を特徴とする、太田省吾による〈フーガ〉シリーズの第2作(後に『プラスチック・ローズ』と改題)。舞台は精神病院の病棟であり、棚状の寝台が設えられている。登場人物は17人(男1~7、女1~10)。靴泥棒について話し合う二人の女(女1、女2)、生活の一々を執拗に記録しようとする男(男1)など、さまざまな人物の対話がなだらかに変奏し、間人格的な齟齬が立ち現われる。

視聴方法

早稲田大学演劇博物館
無償

演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
映像管理者
劇団転形劇場
権利処理状況
アーカイブのみ

作品情報

上演情報
1982/11/23(Tue)~1982/12/19(Sun)転形劇場工房(東京都)
出演者・
スタッフ
女1
佐藤 和代(劇団転形劇場)
女2
鈴木 理江子(劇団転形劇場)
女3
竹内 真樹子(劇団転形劇場)
女4
北村 青子(劇団転形劇場)
女5
安藤 朋子(劇団転形劇場)
女6
石山 順子(劇団転形劇場)
女7
牛山 君枝(劇団転形劇場)
女8
真砂 恵津子(劇団転形劇場)
女9
小針 和美(劇団転形劇場)
女10
森屋 由紀(劇団転形劇場)
男1
品川 徹(劇団転形劇場)
男2
瀬川 哲也(劇団転形劇場)
男3
大杉 漣(劇団転形劇場)
男4
笹島 博文(劇団転形劇場)
男5
青山 守男(劇団転形劇場)
男6
小野 孝夫(劇団転形劇場)
男7
井上 弘久(劇団転形劇場)
作・演出
太田 省吾(劇団転形劇場)
照明
辻本 晴彦
舞台監督
辻上 彰二(劇団転形劇場)
制作
高野 達也(劇団転形劇場)
制作
井上 浩司(劇団転形劇場)
その他
通し稽古を収録。

上演団体情報

1968年、演出家・程島武夫を中心に設立。1970年より演出家・劇作家の太田省吾が主宰者となる。1970年、転形劇場工房を設置(東京都港区赤坂)。1985年、劇団の拠点を東京都練馬区に移し、稽古場と小劇場を兼ねた転形劇場T2スタジオを開設。代表作品『小町風伝』(作・演出:太田省吾/1977年初演)、『水の駅』(構成・演出:太田省吾/1981年初演)は、国内外で数多くの上演を重ね、大きな反響をもってむかえられた。1985年、紀伊國屋演劇賞団体賞を受賞。1988年、解散。劇団の20年にわたる公演の記録と劇評などは、弓立社+転形劇場編『水の希望 ドキュメント転形劇場』(弓立社、1989年)にまとめられている。

劇団転形劇場の関連作品