演劇

「現代能楽集」連作

アーカイブのみ

水の声

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演劇

「現代能楽集」連作

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水の声

「現代能楽集」の連作の一つで、銕仙会能楽研修所の能舞台で上演。現代演劇、能、音響彫刻、コンピュータ音楽の共同作業で取り組まれた。テキストには、W・B・イエイツの詩劇『鷹の井戸』をもとにした、横道萬里雄の新作能『鷹姫』を基盤にしながらも、他の言語素材も加え、自由にコラージュする形で再構成されている。そして作業の共通の課題としては、〈即興性〉、〈偶然性〉、プロセスの問題に的が絞られ、能を現代に活かす試みが多面的に行われた。

視聴方法

早稲田大学演劇博物館
無償

演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
映像管理者
有限会社錬肉工房
権利処理状況
アーカイブのみ
映像分数
70分

作品情報

上演情報
1990/11/21(Wed)~1990/11/22(Thu)銕仙会能楽研修所(東京都)
出演者・
スタッフ
関口 綾子(錬肉工房)
大木 晶子(錬肉工房)
浅井 文義(観世流)
粟谷 能夫(喜多流)
瀬尾 菊次(金春流)
構成・演出
岡本 章(錬肉工房)
音響彫刻
グリマー 美音子
コンピュータ音楽
藤枝 守
照明
板谷 静男
音響オペレーター
梅津 順次(錬肉工房)
衣装
中村 裕身子(錬肉工房)
舞台監督
鈴木 俊司(錬肉工房)
舞台監督補佐
丹下 一

上演団体情報

1971年、岡本章を主宰者として早大劇団「自由舞台」のメンバーを中心に結成される。創立時から現代演劇の枠に狭くとらわれることなく、伝統と前衛を切り結ぶ活動を展開。特に〈言葉〉と〈身体〉の関係を根底から問い直し、新たな〈声〉や〈身体性〉の可能性を模索する試み、また、様々なジャンルの現代芸術の表現者たちとの共同作業、そして能を現代に開き、活かす「現代能楽集」の連作など、実験的、根源的な活動を持続して行っている。1998年、イタリア、サンタルカンジェロ演劇祭、2000年に韓国、華城国際演劇祭、2012年ルーマニア・シビウ国際演劇祭、モルドバ・BITEI国際演劇祭に招聘参加。2002年、早稲田大学演劇博物館主催で企画展『伝統と前衛――錬肉工房と岡本章の30年』が開催される。

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