火曜日のシュウイチ
火曜日のシュウイチ
まだ御伽噺と現実が地続きだったあの頃。
気弱で臆病な青年スタンリーは、
幼馴染の親友の窮地に立ち上がる。
走り出すスタンリー。親友を助けるために。
しかし、極端な方向音痴である彼は
あらぬ方向に迷い込んでしまう。
そこは、入れば二度と抜け出ることのできない迷いの森。
森の出口が閉まるまでの猶予時間はキッカリ30分。
果たしてスタンリーは無事に森から脱出して、
親友のピンチに駆けつけることができるのか!?
愛嬌のある風貌と安定した演技で多くの舞台に招かれている関西屈指の実力派俳優。
幅広い劇団やプロデュース公演への出演にとどまらず、一人芝居、リーディング公演、二人芝居のユニットなど小規模な公演でフットワーク軽く全国各地で公演を行っている。2022年から舞夢プロ所属。
火曜日のシュウイチ
実家は貧乏。成績も下位。クラスでの身分まで最下級層。不良からはパシらされ、暗黒の中学時代を送った少年Aがいた。持ちうるものは、手先の器用さと優しさだけだった。そして15年。少年Aは30才にして小さな寿司屋の主となり上がった。ある大雨の日。ならず者となり果てた同級生が現れて、Aに出前を頼んだ。届けに行った文化住宅。そこには──。これは優しい、ウザいほど優しい男の恋話。角ひろみが故郷尼崎のヤンキー中学
火曜日のシュウイチ
幽霊が出た。35歳のおっさんの幽霊だ昔死んだ僕の友達だという。覚えてないこんなおっさんの知り合いはいない彼は11歳のときに死んでから、僕と一緒に歳を重ねてきたのだという。じっと見てた。僕のことを。知らなかったじゃいまさらどうしてそれを言いに来たの?彼はわかってほしい、という。わかりあいたいのだ、という僕と。彼の死んだ事情のことをいや困った。まことに困ったそんな夜。幽霊のささやきを、お送りします
火曜日のシュウイチ
機能低下は必ず来る。やがて誰もが目と歯と腰と、そして頭脳に問題を抱えるようになる。それはもう疑いの無い事実。叫びたいほどの不安。でも誰も叫ばない。ダッテ、モウワカクハナイカラ…。冗談じゃない、と俺は思う。あなたとふたり、濁った記憶の煙突にのぼり、あったかどうか定かではない無用の街を見下ろす。「いったい俺が何をした? 責任者出て来い!そこに立て。こっちを見るな。ボリビアには行かない。金の話も忘れろ。
火曜日のシュウイチ
お墓参りは俺がする!汗まみれに涙まみれ。傷まみれに血まみれ。泥まみれに糞まみれ。‘まみれ’にもいろいろあるけれど、この世の中で“愛まみれ”ほど汚く醜いものはない。愛する人を目の前で人質に捕られたスナイパーは、抱き続けていた気持ちを垂れ流す垂れ流す。まみれまみれたスナイパーを乞う御期待!!
