演劇
アーカイブのみ

声しか見えない

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声しか見えない

 元新聞記者のヤブさんは、妻に先立たれ60代半ばで独り暮らし。やがてヤブさんの目に異変が起こる。右目で見える像と左目で見える像がブレ始め、二つの像はとうとう独立してしまったのだ……。ヤブさんから見れば娘の佐和子も2人、娘婿でかつての部下の松木も2人……。事態にうろたえたヤブさんは、なんとか収拾を図ろうと自分に言い聞かせ、ついに余計に見える像を消すことに成功するのだが、消されたのは本物の佐和子と松木のほうで、ヤブさんの目に残されたのは、ホームヘルパーの男女だった……。
 介護する側ではなく、呆けていく本人の視点で「痴呆症と介護」の問題に切り込んで描き、現代の家族の在り方を見つめる。

視聴方法

(要予約)早稲田大学演劇博物館
無償

演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
事前予約フォームより予約の上、ご来館ください。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
収録日
2004/4/23(Fri)
権利処理状況
アーカイブのみ

作品情報

上演情報
2004/4/21(Wed)~2004/4/25(Sun)紀伊國屋ホール(東京都)
出演者・
スタッフ
ヤブさん(薮内育夫)
奥村 洋治
背広男(松木幸太郎)
松浦 光悦
紙袋女(松木佐和子)
関谷 美香子
ピアス男(松木幸一)
原田 崇嗣
若背広男(長尾悟志)
高久 慶太郎
前掛け女(掛橋真奈美)
福留 律子
白衣女(眼科医)、マスク女(三井田安江)、囁く声(葬送の人々)
山下 夕佳
寝巻男(隣の男)、囁く声(葬送の人々)
加藤 大輔
女の声(隣の女)、囁く声(葬送の人々)
増田 和
眼鏡男(三井田良平)、囁く声(葬送の人々)
池田 遼
囁く声(葬送の人々)
藤山 典子
囁く声(葬送の人々)
平田 希望子
囁く声(葬送の人々)
高浜 佳奈子
囁く声(葬送の人々)
角野 哲郎
演出
古城 十忍
劇作家
古城 十忍
美術
礒田 央
照明
磯野 眞也
音響
黒沢 靖博
映像
後藤 輝之
映像音声
野中 正行
舞台監督
尾崎 裕
イラスト
古川 タク
デザイン
西 英一
スチール
富岡 甲之
舞台写真
中川 忠満
制作
岸本 匡史
制作
西坂 洋子

上演団体情報

1986年7月の旗揚げ公演以来、2008年7月の解散公演(第60回公演)までの21年、古城十忍の作・演出による作品を上演。2009年よりワンツーワークスとして活動を再開する。

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