演劇
アーカイブのみ

藪原検校

藪原検校
藪原検校
藪原検校
撮影:谷古宇正彦
藪原検校
藪原検校
藪原検校
演劇
アーカイブのみ

藪原検校

盲目で生まれた杉の市は、盗みや脅しは当たり前、ついには人を殺めてしまう。
殺し殺してまた殺し、その手を血に塗れさせ、悪の限りを尽くしながら、
己の身と金の力を頼りに、江戸の盲人の最高位である検校にまで登りつめる。
東北の地から江戸へと流れてきた少年は、運命の大きな流れに流される―。
二代目藪原検校の、その悪行三昧、闇の世界の一代記。

「来世は目明きに生まれてくるぜ。そうして、おっかさんの顔をしみじみと拝ませてもらわあ。」

2012年上演の折、「今、藪原検校を演じるのはこの人しかいない」
とまで言わしめた野村萬斎を再び二代目藪原検校・杉の市に迎え、
多彩なキャストでお送りする "悪漢物語(ピカレスク)"待望の再演。
津軽三味線を思わせる千葉伸彦のギターが舞台を彩る。

視聴方法

早稲田大学演劇博物館
無償

演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
収録日
1990/1/1(Mon)
権利処理状況
アーカイブのみ
映像分数
165分

作品情報

上演情報
2012/6/12(Tue)~2012/7/1(Sun)世田谷パブリックシアター(東京都)
出演者・
スタッフ
杉の市、後の二代目藪原検校
野村 萬斎
語り手役の盲太夫
浅野 和之
魚売りの七兵衛
小日 向文世
魚売りの七兵衛の女房
熊谷 真実
仙台座頭・熊の市
山内 圭哉
塩釜座頭・琴の市
たかお 鷹
佐久間検校の結解
大鷹 明良
強請られる寡婦
津田 真澄
強請られる寡婦の娘
山﨑 薫
ギター奏者
千葉 伸彦
演出
栗山 民也
音楽
井上 滋
美術
松井 るみ
照明
勝柴 次朗
衣裳
前田 文子
音響
尾崎 弘征
殺陣
渥美 博
音楽監督
後藤 浩明
歌唱指導
伊藤 和美
演出助手
豊田 めぐみ
宣伝美術
安野 光雅
舞台監督
三上 司
劇場部長
楫屋 一之(世田谷パブリックシアター)
制作統括
井上 麻矢

上演団体情報

株式会社こまつ座

団体詳細・作品一覧を見る

私たちは、人を泣かせたり、笑わせたりしている会社です。
座付作者井上ひさしに関係する作品のみを専門に制作、上演しています。
1983年1月に創立し、84年4月『頭痛肩こり樋口一葉』公演で旗揚げ。
以降、新作、再演、こまつ座旗揚げ以前の井上作品も織り交ぜて、出演者・スタッフとも作品ごとに依頼し、その作品だけの一座を組むプロデュースシステムをとり、年平均4~6作品(200~250ステージ)を上演し続けています。

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