演劇
アーカイブのみ

長江ー乗合い船

長江ー乗合い船
長江ー乗合い船
長江ー乗合い船
左から菱沼彬晁(翻訳)、鈴木完一郎(演出)、沈虹光(戯曲)
長江ー乗合い船
長江ー乗合い船
長江ー乗合い船
演劇
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長江ー乗合い船

中国の大河・長江の中流に位置するある都市。この街のもっとも平均的な2LDKの団地に、縁もゆかりもない若い夫婦と、定年退職した元小学校の女教師が同居している。

長江に臨むこの団地は誰が名付けたか「団結団地」。ベランダからの眺めは一級品なのだが、背に腹は代えられずいやいや同居しているそれぞれにとって、眺めどころではない。

何と言っても年の差は如何ともしがたく、生活のリズム、習慣、価値観の違いは日常的な争いの種になっているのだ。そして、やっぱり今日もまた一悶着がはじまった・・・。

視聴方法

早稲田大学演劇博物館
無償

演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
映像管理者
有限会社劇団東演
収録日
1999/4/8(Thu)
権利処理状況
アーカイブのみ
上演分数
147分
映像分数
154分

作品情報

上演情報
1999/4/4(Sun)~1999/4/12(Mon)紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
出演者・
スタッフ
高船長
小高 三良(劇団東演)
方先生
山田 珠真子(劇団東演)
劉強
能登 剛(劇団東演)
米玲
久瀬 新子(劇団東演)
雷子
染谷 聡(劇団東演)
TV局のカメラマン
寺本 匡利(劇団東演)
原作
沈 虹光
翻訳
菱沼 彬晁(話劇人社)
演出
鈴木 完一郎(劇団青年座)
舞台美術
川口 夏江(劇団青年座)
照明
鵜飼 守(劇団東演)
音響
高橋 巌(オフィス新音)
衣装
山田 靖子
舞台監督
古舘 裕司
制作
横川 功(劇団東演)

上演団体情報

劇団東演は1959年、故・八田元夫(1976年没)、故・下村正夫(1977年没)の両演出家を 中心に東京演劇ゼミナールを発足。1962年に現在の「劇団東演」となる。 スタニスラフスキー・システムの研究と実践を通し、リアリズム演劇の発展と現代社会に鋭く目を向けた創作劇の創造、 近代古典の積極的発掘を旗印に、八田、下村が 交互にその芸術を発表し公演として 品格のある舞台を 創り出してきました。
両演出家が他界した後、1978年に現在の下北沢に本拠地を移し、同時に「東演パラータ」という、小劇場を開設、 創造の拠点を造り 新たな出発をしました。
創造面においても我々の再出発の時、千田是也(劇団俳優座、1994年没)氏が演出を引き受けてくださり、 今までにない新鮮な刺激を 真正面から受け止めました劇団の代表的レパートリーでもあるM・ゴーリキーの「どん底」は 、八田元夫演出で1966年の初演以来全国各地での公演で、東演の「どん底」か「どん底」の東演かといわれるほどに、 そのアンサンブルが醸し出す密度の濃い人間の舞台として定着していました。
1980年に千田是也演出で再創造、その後もたびたび上演されていますがアンサンブルの伝統は脈々と生き続けています。

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