『リセット』の3つのコンセプト-
〈登場人物をリセットする〉
この芝居には過去の作品に登場した人物がキャラクターもそのままに、続編のように再登場します。例えば『ONとOFFのセレナーデ』の葬儀屋のヤリタイと看護婦の深町、『眠れる森の死体』の外科医の猪瀬・境など。つまり、過去の作品の登場人物たちがこの『リセット』という作品にリセットされるわけです。
〈観客がリセットする〉
この作品では時間的つながり、登場人物の関係などの構成が、今まで以上に緻密 に計算されて進行していきす。つまり、次々にパズルのように提示されていくシーンの断片を、観客が頭の中で組み立てる(リセットする)ことで初めてシーンが成立し、作品そのものも成立していく演劇を志しています。
〈物語の中でリセットする〉
そしてもちろん、医者・葬儀屋・MR(製薬会社営業マン)といった主な登場人物だが、この『リセット』という新たな物語の中で、生と死が背中合わせにある病院を舞台に、それぞれ何かをリセットしようとします。誰が何のために何をどうリセットするのか。それは……見てのお楽しみということで。どうぞ御期待ください。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
1986年7月の旗揚げ公演以来、2008年7月の解散公演(第60回公演)までの21年、古城十忍の作・演出による作品を上演。2009年よりワンツーワークスとして活動を再開する。
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