演劇
アーカイブのみ

うちやまつり

うちやまつり_舞台写真
うちやまつり_舞台写真
演劇
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うちやまつり

  • 上演団体:桃園会
  • 東京国際舞台芸術フェスティバル リージョナルシアター・シリーズ参加作品

舞台はとある関西地方都市。時は1月3日、4日の両日。
超高層団地にある小さな空き地。荒れ放題のその場所は誰が言うともなく「こやまさんちのにわ」と呼ばれている。
そこに集う団地の住人。お互いの名前も知らず職業も分からない。ただ彼らの間をつなぐのは、この場所をめぐるたわいもない噂話。
団地内で今夏起きた三件の殺人事件は未だ解決をしていない。登場する住人たちは皆、死の影とセックスの匂いをはらんでいる。現実感覚を欠く主人公の青年は殺人犯に疑われるうちに、自分が犯人かどうかわからなくなっていく。
建物の影となって昼なお暗い「こやまさんちのにわ」で繰り広げられる荒涼とした現代人の精神風景、人間性の暗部を深く静かに見つめた物語。

視聴方法

早稲田大学演劇博物館
無償

演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
映像管理者
桃園会
収録日
1999/10/25(Mon)
権利処理状況
アーカイブのみ
映像分数
106分

作品情報

上演情報
1999/10/23(Sat)~1999/10/25(Mon)東京芸術劇場 小ホール1(東京都)
出演者・
スタッフ
はたもと ようこ(桃園会)
森川 万里(桃園会)
加納 亮子(桃園会)
作・演出
深津 篤史(桃園会)
照明
狩野 奈美
照明
石谷 幸代
音効
大西 博樹
舞台美術
池田 ともゆき
舞台美術
岡 一代
舞台監督
高橋 大輔
舞台監督
鈴木田 竜二
衣裳
福本 陽子
小道具
松蔵 宏明
制作
桃園会
【映像収録】CAM
榎本 豊
【映像収録】VE
大野 典明
【映像収録】AUD
松原 修司
【映像収録】EED
ケーツーファクトリー
【映像収録】技術協力
東通
【映像収録】制作
吉田 麻子
【映像収録】製作・著作
桃園会
【映像収録】製作・著作
シアター・テレビジョン
受賞歴など
1998年 第42回岸田國士戯曲賞受賞

上演団体情報

1992年深津篤史を中心に旗揚げ。関西を中心に活動。
他者と個人の関係性、そのひずみや断絶を描くことで、現代に生きる人々の孤独や喪失感を表現する。
主宰の深津篤史は’98年に『うちやまつり』で岸田國士戯曲賞受賞。
演出家としても'05年読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。
2014年に46歳で肺がんにより他界。
その後、代表をはたもとようこが務め、劇団は存続している。

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