大手広告代理店DK2のコンサルティング部に勤める栗宮春子が劇作家の小野司に相談したのは、「前田の刃」で有名な食品加工機器メーカーのトップ「MAEDA」で実施予定の社内結婚推進キャンペーンのインターナルコミュニケーションについてである。「男性の育児参加の推奨のために保育室を設置しました」など、対外的な情報の発信はできてるものの、結局社内であまり使われていないという課題があった。また、男女の社員同士ならレストランのクーポンが使えるなどの福利厚生もほとんど使われていない。企業としても、情報漏洩の防止や人材流出の阻止という観点からも「ぜひとも結婚は社内でしてほしい」ということを伝えていきたい。栗宮と小野はデザイナーである花村功太とともに、三人で仕事に取り組む。
2011年に近畿大学文芸学部芸術学科舞台芸術専攻の学生らで結成。作風はコメディでもコントでもなく、ジョーク。ロジカルな語り口に、シニカルな笑いを点在させることが特徴。次世代応援企画 break a leg、KAVC FLAG COMPANY 2019-2020などに選出。福谷圭祐 作『悪い癖』が第23回OMS戯曲賞にて大賞受賞。
