演劇をやめて久しい土井は、かつて出演した演劇作品の「演出家」の弟を名乗る人物から、演劇の上演を依頼される。そこで土井が受け取ったのは、アンドレイ・タルコフスキーのある映画をもとに書かれた、演劇と救済にまつわる、一本の奇妙な戯曲だった――。ロームシアター京都×京都芸術センター U35創造支援プログラム“KIPPU”2024採択公演。
2021年に東京で結成。メンバーは山本ジャスティン伊等、小野寺里穂、ロビン・マナバット、石川朝日、油井文寧の5人。小説や詩、川柳等を使用しながら、ときに文法の破綻も孕む多層的な戯曲と非日常的で不気味な笑いを含む演出を特徴とした舞台は、小説家の保坂和志氏や現代美術作家のミヤギフトシ氏をはじめ、他ジャンルの作家からも評価を得ている。近作に『うららかとルポルタージュ』『シャッセナンビ』『脱獄計画(仮)』『想像の犠牲』等。
演劇をやめて久しい土井は、かつて出演した演劇作品の「演出家」の弟を名乗る人物から、演劇の上演を依頼される。そこで土井が受け取ったのは、アンドレイ・タルコフスキーのある映画をもとに書かれた、演劇と救済にまつわる、一本の奇妙な戯曲だった――。初演を経て、演出、演技を全面的にブラッシュアップした、東京公演版「フェイク・読書会演劇」。
アルゼンチンの小説『脱獄計画』を原案に、かつて作られた上演にまつわるインタビュー。インタビュアーであるロビンは、上演で何が起こったのかを探っていくはずだったが、徐々に当時の「出演者」による再現に巻き込まれていく。徐々に明らかになっていく、「演出家」という存在の目論見。それは『脱獄計画』の解釈として語られる、演じることと死にまつわる、奇妙な演技論だった。
