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第26回劇作家協会新人戯曲賞の最終候補作家であるビトが書き下ろし、芝居処 華ヨタの内田達也が演出を手がける作品。ある月夜、電信柱に見守られた路地には、2人のチンピラ、何かを待つ人たち、電信柱に祈る女と彼女を連れ帰りたい弟、2匹の獣、サンタクロース、犬がいた。母を探す少年・瞬と、2人の少女・杏と萌華もその路地で出会い……。
数々の戯曲賞で受賞歴を持つ気鋭の劇作家くるみざわしんの新作。人間のいなくなった犬の街にそびえ立つ直径300mの観覧車がある日動き始める。ゴンドラに飛び乗った4匹の犬たちによるほとばしる主張のぶつけ合い。悲しくも滑稽で美しい寓話劇。文化庁芸術祭演劇部門優秀賞を受賞した笠井 友仁による照明・演出、サカイヒロトによる映像・舞台美術、岸本昌也によるビジュアルデザインなどメンバーによるスタッフワークも見どこ
いろんなモノに憧れていろんな気分で恋をして幸せそうなフリとかもして今のアタシがあるのかも刺激的な日なんてそうそうないし毎日ほとんど普通に終わるし寝る前にいつもそう思うけど朝になったらスッキリサッパリいろんな朝があると思うけど冬の朝だけなぜだか特別
25世紀。地球は、無くなる一年前を迎えていた。語り合う人間の男と宇宙人の女。宇宙人は今日、人間から名前をもらった。宇宙人は人間のことをたくさん尋ねた。人間は話した。戦争の歴史。日本の四季。神さまのこと。科学の発展。有名な小説。ほとんどがこの世界からなくなったものだけど、一年後には、本当に全てがなくなってしまうけれど、人間の男は宇宙人の女に聞かせてやった。宇宙人の女が死んだところから、物語は始まる。
ちがう空間、ちがう世界の物語–人と自然が共存する豊かな町・スターシア。まわりを森や山に囲まれた平野部に位置するその町の民たちは、険しい危地を超える術を持たず内部だけでひっそりと暮らしていた。何者にも侵されぬ聖地のように、世界の事を知らぬまま。それはこれからも続いていくはずだった。森の向こうから一人の少年がやってくるまでは。
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毎日の迫り来る「暇」とどう対峙するかのみにそのエネルギーの全てを費やし過ごした青春の日々。それは極めて純度の高い不毛でありかつ最大級に豊かな時間だった。今になって振り返ればの話。ここ最近はなんだかすぐにくたびれちゃう。大好きな悪口を云うエネルギーさえままならない。そんなわけでもっかいあの頃の黄金の不毛を 取り戻そうというのがこの劇です。灼熱の八月、午前0時 ぼくは一体の死体と出会った
姥捨て山伝説を元にした「楢山節考」を演劇化。素舞台の中、アンサンブル表現とテーマ小道具の「木枠」を使い、様々な場面や心情を描写し、高齢化社会の今と重ね、3世代の葛藤を描く。2015年初演以降、再演を重ね、中国やマレーシアなどで絶賛。2021年秋に茨城、北海道、岩手など6都市公演を敢行。地方の老若男女にも響き、95%以上の満足度を得、客席を感動の渦に巻き込んだTHEATRE MOMENTSの代表作。
コンビニの帰り道、坂道を転がってくる大きな丸い月に会った。今夜は満月だった。「満月だったんですね。今夜。だからこんなに明るいんですね、」男は満月に話しかけてみた。満月は何も言わない。月は無口な方がいいと思う。何も言わない月に向かって、男は語り続ける。この道をまっすぐ行かないでほしい、その理由を。月は黙って聞いている。聞いているのかどうかわからないけれど、聞いているような気がする。男は語り続ける。や
草サッカーの練習試合のために集まった町役場の職員たち。そして始まる作戦会議。だが、その内容は試合に勝つためのものではなく、なぜか負けるためのものだった。相手は町一番の大企業、いわゆる『接待サッカー』である。しかし、一人の新人職員がその作戦に異議を唱える。「僕、負けたくありません」圧倒的な正論に、ヘリクツで新人を丸め込もうと立ち向かう11人の戦士(同僚)たち‼最後に笑うのは正論か、ヘリクツか ――。
舞台は複数の空間が重なって存在しているブラックボックスこの不思議な空間を巡ってドラマがあるある者は二次元空間へ消えた妻を探すある者はゴミ処理場を作ろうと画策するある者は土地を買い漁って儲けようとするある者は盤上の空間で戦っているある者は秘湯の温泉を探しているある者はネット空間で成り上がろうとするある者は…ある者は…空間の数だけドラマがあるそれらの空間が一つになる時空間は混沌に包まれる