今回で3回目をむかえる「ハイスクールプロデュース」。この作品は、八十年代の名作といわれた劇団青い鳥の『いつかみた夏の思い出』を、199Q太陽族の岩崎正裕が再構成します。伊丹の現役高校生たちと関西を代表する演出家が作る、「高校演劇」ではなく「高校生による現代演劇」です。
何度にいる三人姉妹を訪ねた福子はここにあるものは全部自分のものだと言い出す。危機感を感じた3人は自分のものだという証拠を探そうとする。長女が新任教師だった頃の教材「ジャンヌ・ダルク」の物語をきっかけに、それぞれの日常に燻っている思いを仮託するように、ジャンヌの世界が繰り広げられる。
十五周年を迎えてのごあいさつ 市堂 令人生七十年、化転のうちに比ぶれば”石の上にも三年掛ける5”の光陰は矢の如し………※昔の事を言えば鬼が笑う 過ぎた事を色々と言っても仕方ない、ということ※来年の事を言うと鬼が笑う 未来のことは予見できる訳もないから口にすると、人の運命を左右する鬼”無知な奴”と笑うということ。どっちにしろ鬼には笑われる。笑う門には福来たる。鬼の門にも福が来る。天晴れ、天晴れ。ファ
浜辺のある1日、早朝。仕事を終えた海女たちがおしゃべりをしている。二人の小学生の姉妹が遊んでいると、旅芸人のような一団が現れ、海の彼方に幻のように消えていく。昨日と同じような、違うような1日が暮れていく。
ゆくりなく時は流れるいくたびかくり返された新たなるその時扉はたたかれる確かなまなざしを持つ奔放な友を訪れる青年のように果てしなき光と時を生きるヨーダを訪れる青年のように扉はそこにありそして開かれる
ある日忽然と、アパートから姿を消した哲子。母親、友人、刑事、大家の哲子探しが始まる。ぬか床から抜けてしまった一本の釘のせいで、目眩くミステリーゾーンが六畳間を包み、シンデレラの世界に呑み込まれていく。第30回岸田戯曲賞の候補作となる。
…………今日、目が覚めて、起きて顔を洗ったら、急にあたしこの世の中のことがみんなはっきりしてきて、いかに生きるべきかということがわかったような気がしたの。行けるといいね、きっぱりとこの土地と手を切って。早くいけるといいね。
夏休みが終わり二学期が始まる日。一人の生徒が宿題を森になくしたと言う。友達と幻と言われる蝉を探しに行ったのだ。その森で出会ったのは…大人になった自分の奥深くに、今も住んでいる少女時代の夏の思い出を巡る物語。「いつかみた夏の思い出」(1986年)、「さらば夏の思い出」(1990年)といった改訂版による再演もある、同劇団の代表作。
(フライヤーより抜粋)太陽がまっ青な空でカンカン照っている春の日、耳をすますと、空空の遠くから声が聞こえてくることがあります。ワッショイ チロリン ワッショイ チロリン山がいくつもいくつも重なった空の向うから、ボッコリはやってきます。今日は、ボッコリの遠足なのです。
何の変哲もない一家の夕食どき、世界から姿を消さんとするお茶っ葉の行方を追って、一人の少女が未知の国へ冒険の旅に出る。行く手を待つのは、お茶の葉撲滅を企む邪悪なる神々との可笑しくて壮絶な、変テコな戦いだった。
ああ いいなせいせいするな風が吹くし山はぼんやり
日本の現代演劇ポスターデジタル化プロジェクト2023
150点の現代演劇公演のポスターをアーカイブ。公演のキービジュアルがデジタル展開され難い、1960年代から80年代を中心に、紙で現存するポスターをデジタル化。ポスターのセレクションは、1960年代以降の舞台芸術系のポスターを収集・保存、これまでも研究や数々の展覧会に協力する等、演劇公演のポスターに造詣が深い、ポスターハリス・カンパニー社代表の笹目浩之氏が担当。
日本の現代演劇ポスターデジタル化プロジェクト2023
150点の現代演劇公演のポスターをアーカイブ。公演のキービジュアルがデジタル展開され難い、1960年代から80年代を中心に、紙で現存するポスターをデジタル化。ポスターのセレクションは、1960年代以降の舞台芸術系のポスターを収集・保存、これまでも研究や数々の展覧会に協力する等、演劇公演のポスターに造詣が深い、ポスターハリス・カンパニー社代表の笹目浩之氏が担当。
日本の現代演劇ポスターデジタル化プロジェクト2023
150点の現代演劇公演のポスターをアーカイブ。公演のキービジュアルがデジタル展開され難い、1960年代から80年代を中心に、紙で現存するポスターをデジタル化。ポスターのセレクションは、1960年代以降の舞台芸術系のポスターを収集・保存、これまでも研究や数々の展覧会に協力する等、演劇公演のポスターに造詣が深い、ポスターハリス・カンパニー社代表の笹目浩之氏が担当。