何かを盗みたい時は、最初に必ず、信用させるんだ
戦争が激しくなる中、祖母の家に疎開した双子。
しかし祖母は二人を労働力として酷使する。
双子はこの悪夢を生き抜く為に、自らの精神と身体を鍛え始める。
戦況は厳しくなるが、双子は靴屋・将校・神父など様々な人間に助けられ、
時には利用し合って生き延びていく。
そして戦争が終わり、父が訪ねてきた。その時、二人のとった行動とは。
2015年7月旗揚げ。既成戯曲・小説から作品を立ち上げる。俳優とダンサーが、身体とシンプルな舞台美術、最小限のテキストを使用し、原作世界を具現化する。2015年利賀演劇人コンクール2015にて優秀演出家賞一席受賞。2019年6月FEMART Festival 7th(コソボ共和国)、10月瀬戸内国際芸術祭2019にて『悪童日記』上演。
新たな切り口で脚本・演出が練り直され、初演から生まれ変わった “リクリエーション版“! アルバニアを代表する作家イスマイル・カダレの小説『砕かれた四月』を下敷きにしたサファリ・P固有のスタイルを駆使した身体、音、光、美術、身振りのアンサンブル作品母に遊びを禁じられて育ったネリネは、透き間風の吹きすさぶ荒涼とした心を隠して生きてきた。有名な小説家の恋人の座を得た彼女は、とある“しきたり”に縛られた山
双子の少年たちの日記として描かれた原作小説『悪童日記』は、その文体が非常に無機質な点が特徴です。そこで今作品では、『悪童日記』の物語ではなく、文体を立体的に立ち上げることで、双子の目がとらえた戦時下の片田舎の風景を描くことに挑戦しました。5つの無機質な台と5人の俳優、抑揚を排した発語を使って、非常時にあらわになる人間の本質と、無機質な文体の奥にしまい込まれた双子の感情を炙り出します。
江戸川乱歩の児童文学の金字塔。変装を得意とする盗賊「怪人二十面相」と日本一の名探偵「明智小五郎」との、力と力、知恵と知恵が火花を散らす大闘争の物語。子供の頃、誰もがワクワクしながらページをめくったあの興奮はそのままに、肉薄すればするほど揺らぐ二十面相の「存在」をつまびらかにあぶり出す。作曲家の増田真結氏を迎え、「光と音」、「身体と音」で織り成す、全く新しい『怪人二十面相』。
人殺しを免除してもらおうと市役所に相談にやってきた男。しかし窓口の職員は冷淡に陳情をはねつける。諦めずに通ううち、職員もまた、この掟に翻弄されてきたことがわかり……。わたしには頭に爆弾の破片が入ったまま帰国した祖父がいる。現代に生きるわたしが祖父の死にまつわる真実を聞かされた時、目新しく残虐なものに興奮する自分の姿をそこに見つけた、そして思った。それは本当に真実なのだろうか。今作ではアルバニアの小
