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柳美里を中心とする劇団「青春五月党」による一人芝居&マイム。テーマは生と死。
合皮のパンプスを穿いたOLの「私」は、出どころのよくわからない噂に翻弄され、夜な夜な本革のパンプスを探し求めて路地裏を歩いている。路地裏を介し、デフォルメされた同じ職場の男性社員、もう一人の「私」、胸から巨根の生えたおじさん、靴商人など、正体のわからない怪しい登場人物たちと出会う。混沌とした現代社会での「生命」描いた、男女二人芝居。第61回岸田國士戯曲賞最終候補。
中国地方は、三次盆地の一寒村—―。十六歳のセキが、この地で「流れ者」と呼ばれている茂市のもとへ嫁いできたのは、明治29年の初夏の事であった。郵便配達人をやっていた茂市が、大地主の七敷の家に奉公に上がっていたセキを見初め、「おまえ、わしと連れなうきがあるか」とその思いを告げたのがきっかけだった。しかし、それは決して周りから祝福されたものではなかった。親代わりというべき七敷の家からは縁切りされての嫁入
1985年に起きた日航機墜落事故を特異な発想と批判的な笑いで描きながら、そこに深い鎮魂の思いをこめた作品。事故から半年後に初演。リアルな形で事故が再現されるわけではなく、虚実の間を縫いながら物語は展開。ラストシーンは衝撃的で、茶の間の壁が一挙に反転し、機体の破片とがれきがなだれ落ち、御巣鷹山の事故現場となる。安全な日常そのものの茶の間が、非日常の事故現場に直結していることを示す。
春一番、お茶目でイジワルで陽気な幽霊が渋谷を襲う!「ボーイング・ボーイング」に続いてパルコが放つ、リアル・エンターテインメント!!
昨年上演した『モモンバのくくり罠』で第27回鶴屋南北戯曲賞を受賞し、外部公演への書き下ろしでも高い評価を受けている横山拓也が、iaku初期話題作『流れんな』を全編広島弁に改稿、2024年版として上演
「とにかく毛は気をつけてください一本でも落ちてると超イメージダウンなんで」広告代理店を辞め、ラブホの清掃バイトを始めた40男。漢字が読めない中卒イケメンと共に客の排泄物と格闘する日々。「いずれ元の生活に」と去勢を張りつつ、Facebookの「いいね!」にすがる毎日。しかしある晩、「ホテルに付き物の憑き物」に憑かれ、彼女の「残念」につきあう羽目に。もう後がない、と思った後に絞り出すファイトの物語。
江戸三味線音楽の変遷
幕府が開かれた後の江戸の三味線音楽がどのような変遷を辿ったのか明治9年(1876)から明治21年(1888)まで明治に入って年号が変わっても人々の意識がすぐ切り替わるわけではありません。まだ華やかに色濃く江戸の存在を残していた明治33年(1900)までを2回にわたって取り上げます。お話 竹内道敬常磐津「戎詣恋釣針(釣女)」(1883年) 浄瑠璃 常磐津初勢太夫、常磐津光勢太夫、常磐津千寿太夫、
「あなたが体験した、あるいは見聞きした、伝説的な出来事を教えてください。」 関西コンテンポラリーダンス界において生み出され、語り継がれてきた、ダンスにまつわる数々の「伝説」=不確かな異常体験。近年、国際的なフェスティバルでの活躍もめざましい中間アヤカが手がける『踊場伝説』は、史実には残らず口伝でしか掬い取れない、そうした現象の一端を起点としている。クリエイションは、ある種の社会学的アプローチのも
村山知義生誕90周年記念 協力・前進座
天保十三年、忠治は六年の旅から赤城に戻った。忠治は焦っていた、留守の間に荒らされた縄張りを取り戻そうと盛んに賭場を開いた。ある日、開帖には十分な金を廻しているにもかかわらず三百人の捕方に賭場を襲われた。陰謀と裏切りに大切な子分たちを失い追いつめられていく忠治…。
RICE on STAGE「ラブ米」
2.5次元ミュージカル/舞台
ミュージカル『薄桜鬼』
2.5次元ミュージカル/舞台
「生きづらさ」を抱える大人たちが、オスカー・ワイルドの『サロメ』をモチーフに、演劇を作りながら、時にはいさかいなども起こりつつ、互いに励まし合い明日へと生きていく姿を描いています。演出の扇田拓也さん、音楽の後藤浩明さんをはじめとした出演者やスタッフの力により、「生きづらさ」に苦しむ人を描きながらも「優しさ」を感じさせる演劇作品になっています。
野原の中に造成されたマンモス団地で育った青年が、ある朝、近くの空き家が放火されるのを目撃します。彼が第1通報者となり、捜査員から事情を聴かれるところから物語は始まります。犯人は誰か? 団地内のスーパーに客を奪われた地域の商店主や、団地のオバサンたちも登場。犯人捜しをする「現在」と、青年が失われたものを回想する「過去」が交錯しながら、1970年代半ばの団地コミュニティーが描かれます。
武家政権が始まって二百年が過ぎたある時代強烈な個性と権勢欲を持つ一人の男が将軍の座に就いた。将軍は、武家棟梁の座に飽き足らず日本の頂点に立つ事を夢見た。即ち、帝の座を奪う事である。将軍には寵愛する美しい役者がいた。その名は鬼夜叉。将軍の庇護のもと、その芸の道を極めつつあった鬼夜叉は、しかしある日、将軍の野望を知る。鬼夜叉は尊皇の志厚い忠臣楠木政成の血を引く一族の末裔であった。愛する将軍か、はたまた
ヒエラルキーのない関係性で実験的な創作に臨むドイツの女性パフォーマンス集団、She She Popは、ベルリンの壁によって東西にそれぞれ分かたれて育った女性たちや、メンバーの実母など、さまざまな人々とその人生の物語を舞台の上に招き入れてきた。思春期の少年少女たちの悲劇を描いたフランク・ヴェデキントの戯曲『春のめざめ』と、強烈な性描写で議論を巻き起こしたE.L.ジェームズのベストセラー官能小説『フィ
明治七年、東西の話し言葉がテンデンバラバラだった頃。文部省官吏の南郷清之輔に「全国統一の話し言葉を制定せよ」という命令が下った。この日から、南郷家は、お国訛りをめぐって大騒ぎ。清之輔は、話し言葉の全国統一の前に、まず我が家のお国訛りによる大混乱におそわれる。カタコト英語しか喋れないピアニストの奏でる幻の「小学唱歌集」にのせて展開する、言語学的な悲喜劇の末、ついに清之輔が辿り着いた「文明開化語」とは
1968年北国の夏の海辺に、突然出現した正体不明の女、煙に巻かれてしまう保養所の医師。二人が相手のことが気になりだして言葉を交わすようになったのは、しばらくたった音楽会の帰り道のことだった。二人は若くない。それが惹かれあった。普通の幸せをあまり貰っていなかった二人。ひとりぼっちだった二人。他の何百万人の男と女のように戦争で手ひどい仕打ちを受けた二人の慎ましいお話。そして、二人が別れる時がおとずれ、
Eラーニング(株式会社 流)
② 照明フリーランスの照明デザイナーとして長年、米国で活動するとともに、テキサス大学エルパソ校演劇学部で准教授を務める筒井秀明氏が、「アメリカ劇場教育と照明デザイン」、「照明デザイナー/エンジニア/クルーの仕事」、そして「照明デザインのノウハウとテクニック」と題した3つの動画を制作、劇場におけるプロダクション・チームの構成や役割から、雇用形態、労働環境、そして照明デザイナーとしてのトレーニングや照
不思議な一座が幻のように現われ、幻のように去っていく。何もない空間から始まり、何もない空間で終わる。しかしその舞台は見る人に強烈な印象を残した。女優がハムレットやホレイショーを演じ、ガートルードやオフィーリアを男優が演じた。しかしそれが何の違和感も残さず、よりくっきりと「ハムレット」の世界を映し出し、より明確にドラマの構造を浮き彫りにした。お芝居好きの人に是非観てほしいと思います。観たこともない「
「もっと歴史を深く知りたくなるシリーズ」とは・・・教科書には載らないような歴史上の出来事を興味深く面白くエンターテインメントとして表現するシリーズ企画。記念すべきシリーズ第1作の企画は、戦国時代にヨーロッパへ渡った天正遣欧少年使節の生涯を描いた歴史小説「マルガリータ」(村木嵐著)を原作とする舞台公演。EX THEATER ROPPONGIに天使たちが舞い降りる!歴史小説「マルガリータ」とは・・・戦
プロジェクト大山と田上パルによるダンスと演劇のコラボレーション。1940年に上演された『日本』三部曲に想を得て制作された作品です。1940年は、アジア初となる東京オリンピックの開催が計画された年です。しかし日中戦争の長期化によりやむなく中止されます。その一方で、この年には皇紀2600年を祝う様々な記念行事が催されていきます。第一線の舞踊家達が賑々しく集う『日本』三部曲もそのひとつ。平和の祭典が中止
ローリー寺西入魂のブットビ狂乱ロックミュージカル!愛と倒錯が迷走する異次元ワールドへようこそ!!
譚
本公演とは異なる位置付けで、実験的な短篇作品を上演する企画『譚』(たん)のシリーズ第一弾。コロナ禍で本公演の上演を休止し、各地でのパフォーマンスや創作の模索を続けてきた白昼夢が、その成果としてオムニバス形式で小作品を上演。「既成戯曲」「レパートリー作品」「オリジナル新作」等、劇団がこれまでとってきたアプローチを凝縮。
旧小学校体育館で開催された、新井英夫(体奏家/ダンスアーティスト)と中津川浩章(美術家)、安藤榮作(彫刻家)らによるライブパフォーマンス。ALSを発症した新井は夜間睡眠時、呼吸器をつけているという。パフォーマンスは暗幕の閉じられた薄暗い空間に響く新井の呼吸音から始まり、安藤の斧が木を刻む音が重なる。やがて中津川が幅2M長さ10Mのロール紙に、ブルー一色で描きだす…。約40分という時間の中で、方法が
こまつ座と座付作者みずからが、愛してやまぬ戯曲『人間合格』。文学史上不滅の小説家太宰治の生涯をいきいきと描いて、はじける笑いとあつい感動が劇場をつつみこむ。
段田安則主演『セールスマンの死』で、高度経済成長期の資本主義の歪みを重ね合わせた斬新な演出により、日本の演劇ファンを唸らせたショーン・ホームズ。その『セールスマンの死』で、第30回読売演劇大賞 最優秀男優賞、令和4年度(第73回)芸術選奨文部科学大臣賞に輝いた日本演劇界の至宝・段田安則。ショーン・ホームズと段田安則が、再びタッグを組んでの次なる挑戦は、シェイクスピア4大悲劇のひとつ『リア王』です。
小学5年生の陣平の夢は「漫才の星」になること。その夢に向かって、今日も相方の哲平と漫才の練習に励んでいた。 が、その哲平が「兄の間平とコンビを組みたい」と言い出し、コンビを解消することになってしまう。 相方を失った陣平は、あまり仲の良くないブチにツッコミの才能を見い出し、嫌がるブチをあの手この手で説得する。ようやく新コンビを結成し、いよいよ目指す漫才コンクールが近づいたある日、今度は哲平に大事なネ
―禁忌の愛にゆれる、日の浦姫の半生を描く平安一大絵巻―井上ひさしが文学座、杉村春子への当て書きで書き下ろした初期戯曲『日の浦姫物語』をこまつ座初上演。重厚な俳優陣とスタッフを迎え贈る日の浦姫の生涯を巡る一大絵巻!
障がいの有無を越えて共にダンスを創ることをコンセプトに、2016年より活動を続けているスクランブル・ダンスプロジェクトによる舞台「ROCKS」は、山海塾の松岡大が演出を行い、車椅子、半身不随、ダウン症など、様々な障がいのあるダンサーと、プロとして活躍するダンサーが共に創りあげたインテグレイテッドダンス作品です。
演奏舞台51年目の挑戦!完全新作オリジナル。[あらすじ]東京郊外。季節は春だというのに、孫の読書感想文を一生懸命 手伝っている元高校教師・源三。彼を尋ねてきたのは かつての教え子だった、斉藤順二。大量の原稿用紙。『羅生門』。散乱する肌着。些細な会話から次第に紐解かれていく事実。どこにでもあるような、どこにもないような、 小さく淡い、一個の家族の物語。
1940年代の大東亜戦争中、インドネシアで日本軍の慰安婦とされたオランダ人女性、ジャン・ラフ=オハーンの物語に触発され創作された鈴木アイリのソロダンス作品。戦争という人が人を傷つける事が当たり前の状況下で女性の尊厳を問いつつも、ジャンの「ゆるし」の視点を元にその意味を探ると同時に作家が自身と観客に同じ問いを投げかける。
初日の幕が開く直前、パレスチナの俳優が一人こない。俳優たちは、満席の客を前に、この危機をどう乗り越えようか途方に暮れる。すべてを賭けて稽古してきた日々を思いながら、俳優たちは即興で舞台をやり遂げようとする。ティティはパレスチナを語り、日本人、在日朝鮮人は自分を語る。わたしたちは何故演劇をやっているのか?わたしたち、とは何なのか?パレスチナと日本の異なった現実が交錯し、溶けあい、同時代を生きるわたし
とある中華料理店の一室。不動産会社のセールスマン、リヴィーンと、同じ記者の営業責任者ウィリアムソン。彼らの会社では毎月の売上高を掲示してセールスマンたちの競争を煽っているが、かつてトップの座にあったリヴィーンはこのごろ不成績である。契約の取れそうな上客の名簿が彼には割り当てられないからだ。同じ会社のセールスマン、モスはアーロナウに会社の事務所から顧客名簿を盗み出してこいと焚き付けている。舞台は一変
かつてヒロシマで負ったケロイドを、群衆に晒し喝采を浴びた「病人」。戦争の記憶が遠のき傷が輝きを失っても、もう一度あの街に出たいと願っている。一方「甥」は自分たちはただ静かに死を迎えるべきだと諭し、「看護婦」は子供を産みたいと話す・・・。
#君は #僕の ♭嘘都内の公立高校に通う新聞部の藤と秋生。教師しか読まない校内新聞に嘆く二人は、生徒たちの足を止めるべく、教師たちの「嘘」を記事にし始める。一方保健室通いの秀才長谷川は、音への興味から固有振動数と共鳴で物体の破壊を試みていた。ある日、秋生は嘘がまとわりつく教師坂内から先制攻撃を食らってしまう。三人は「嘘の破壊」に乗り出すが、その先に待っているのは、嘘と願うような真実だった。
[作品ノート] “The Broken Heart”は、2001年夏、アメリカ、メイン州で行われたベイツダンスフェスティバルで初演される。 この作品は、失恋した時の感情の変化を表したもので、 “創造的なアイデアに富んでおり、まるで昆虫の動きを見ているよう。”と評される。
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OrganWorks「人間を眼差す三部作」の一作目「聖獣- live with a sun」は2019年東京世田谷パブリックシアターで上演されたダンス作品。昆虫の世界を描くことで人間との類似点と相違点を導き出し、人間とは何かということを問う。ダンサーの身体性を昆虫の性質や習性を模倣し人間から遠ざければ遠ざける程人間の身体が見える構造になっている。
赤穂の家臣不破数右衛門は、薩摩源五兵衛と名を変え、義士の仲間に加わろうと金百両を工面していた。が、芸者小万の妖しさに惹かれ、夜毎逢瀬を重ねていた。だが、実は小万には夫三五郎があり、晴れて夫婦になるには三五郎の父に金百両を渡さねばならなかった。二人は大芝居を打って源五兵衛から金を騙し取り、夫婦であることを告げる。武士を捨て、小万との愛に生きようとしていた源五兵衛の絶望と怒り。しかしそこには驚くべき真
日本の現代演劇ポスターデジタル化プロジェクト2023
150点の現代演劇公演のポスターをアーカイブ。公演のキービジュアルがデジタル展開され難い、1960年代から80年代を中心に、紙で現存するポスターをデジタル化。ポスターのセレクションは、1960年代以降の舞台芸術系のポスターを収集・保存、これまでも研究や数々の展覧会に協力する等、演劇公演のポスターに造詣が深い、ポスターハリス・カンパニー社代表の笹目浩之氏が担当。
ルウはヒモ状態の欧彦に手切れ金10万円を渡し、新しい彼氏の満太郎と同棲を始めるが、10日もしないうちに有り金を使い果たした欧彦が戻って来てしまう。何故か始まる3人の同居生活。そして、欧彦はルウの親友の杏と付き合い始める。モヤモヤしたルウは、欧彦と再び関係を持ってしまう。こんな関係よくない…と、欧彦に諭され混乱したルウは、欧彦に「死んでほしい」と、頼むのだった。
(フライヤーより)日本の人形劇の老舗「人形劇団プーク」が、満を持し「くるみ割り人形」で円形劇場に登場。チャイコフスキーのバレエ音楽「くるみ割り人形」の美しい旋律にのせて、[スペインの踊り][アラビアの踊り][道化師の踊り]や、おかしでできた魔法の国の[こんぺい糖の踊り]など、それぞれの国の色彩豊かな人形の踊りが、つぎからつぎへと展開されます。また、関西で人形とパントマイムを融合させた作品で大評判の
3・11後、ぼくに出来る、無理のない支援はないものかと思い続けた。二年後の東北を歩き、いまだ津波の残した災害の激しさ、なまなましい景色を眼の前にした。そこで、津波に呑まれて亡くなった人たちの幽霊が、生き延びた人たちを慰めていた話を聞き、ぎりぎりの救いまでも消えていくように、幽霊も出なくなって寂しいという老人のこころに語りかけたいと思った。一人芝居でその悲しみと希望を描けないかと思った時、佐々木愛さ
折田克子は縁起物といわれる「梟」を収集していた*。梟はギリシャ神話においては女神アテーナの象徴であるとされる。その梟を題材にし、梟の特性である夜行性、神秘性などを空間の中にどのように構築していくか、の追求のさまが描かれる作品である。*生きた梟は含まない。
Oroche Presents 001 能-BOXギリシャ悲劇シリーズ
出国したまま帰らぬ人となったテーバイの前国王ライオス。秩序を失った国は、怪物スフィンクスの悪行により混沌を極める。古代ギリシャ・コリントスの王子オイディプスは、誰しもが解けなかった怪物スフィンクスの謎を解き、危機を救った功績により前王の妻イオカステを自らの妻に迎え、テーバイの新しい王になった。安寧の日々も束の間テーバイには疫病が蔓延し、市民はオイディプスに救いを求める。望みを託したアポロンの神託に
ドキュメンタリー
ぽつねんとある自動販売機を止まり木のようにして集まる3人の人物の雑談から始まり、缶ジュースの風味が浸透するように境目なく様々な記憶や風景が現れては消え、過去や未来、人物がいるのかいないのかさえ揺蕩っていく。その中自動販売機だけは形を変えず、その場に存在し続ける。監視者なのか、なにかを促すモノリスなのか。感覚的なようで、人物たちの感情は一連のストーリーとして確かに繋がってるニュースタンダード会話劇。
世界的に評価される村上春樹の傑作長編『ねじまき鳥クロニクル』を、イスラエルの奇才 インバル・ピントと気鋭のアミール・クリガーの演出、アミールと演劇界の俊英 藤田貴大の脚本で舞台化し、音楽を大友良英が手掛けた創造性豊かな意欲作。2020年の初演時に、公演期間の短縮を余儀なくされた伝説のステージが待望の再演。
何の罪かわからないまま逮捕された男ヨーゼフ・K(「審判」より)、吹雪の中どんなに歩いても城に辿り着く事ができない測量士K(「城」より)、親に捨てられ、権力者の伯父に引き取られたものの、その伯父に逆らったことで勘当された少年カール・ロスマン(「失踪者」より)。カフカの作品に登場する人物達によるオムニバス形式に場面は次々にかわり、短いエピソードが続く。役者の経験からでてきたエピソードや人物と、それに加
転校してみたら常識が通用しないやつらばかりだった。試験中に歌いだす不良、すぐに刃物を探す少女、ずっと話さない男。新しい環境に戸惑っていると、一人の教師が言った。「じゃあ、演劇部作る?」その一方で、家は崩壊しようとしていた。水は、すぐそこまで来ていた。フィクションを超える現実と戦う人々に送る 全然笑えないコメディ。「もう笑うしかないよ。だって、水浸しなんだもの。」
東京都内にあるカトリック系私立女子中学校の会議室。そこに、集まる数人の男女。いじめ自殺死した子供の遺書に書かれていた、いじめ加害者の親たちである。それぞれ、年齢も、生活環境も、職業も違う親たちは、身勝手な事情から我が子を庇護する事に終始する。怒号飛び交う会議室。子供達のいじめを通して、それぞれの親たちの「顔」が浮き彫りになる。
厚木シアタープロジェクトネクストステップ第6回公演
ずさんな会館職員のやらかした最悪のダブルブッキングが、一皿の餃子によって、歓喜のコラボレーションへと変貌してゆく、笑いと涙のミラクル人情噺。「志の輔らくご」の名作を劇化。
主人公「がっちゃん」は5歳の男の子。冷蔵庫のお母さんと仲良く暮らしています。幼なじみのケトルちゃん、テレビに掃除機、洗濯機にヒーターなど、お友達もたくさんいます。がっちゃんの冒険談は成長記のようであり、廃品家電の姿を通じて「物と地球と人」の未来像を問う絵本のような世界。13の登場人物は、実際に舞台に立つ俳優、舞台袖でセリフ発する人、そして映像でセリフを手話で表現する地元のろう者が演じました。
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昭和庶民伝三部作 第一作
『きらめく星座』は、こまつ座旗揚げ翌年の1985年、井上ひさし自身の演出によって初演されました。「昭和庶民伝三部作」の第一作目である今作は、太平洋戦争前夜の昭和16年12月7日までの約1年間を描いた作品です。今作は井上ひさし唯一の“私戯曲”とも言える作品で、繰り返し上演を重ね好評を博し、2017年公演は8回目の再演にもかかわらず第72回文化庁芸術祭演劇部門にて大賞を受賞しています。
日本の現代演劇ポスターデジタル化プロジェクト2023
150点の現代演劇公演のポスターをアーカイブ。公演のキービジュアルがデジタル展開され難い、1960年代から80年代を中心に、紙で現存するポスターをデジタル化。ポスターのセレクションは、1960年代以降の舞台芸術系のポスターを収集・保存、これまでも研究や数々の展覧会に協力する等、演劇公演のポスターに造詣が深い、ポスターハリス・カンパニー社代表の笹目浩之氏が担当。
(チラシより)どこからともなく届く光は、自然から成されたものではないことは解っていた。いつかの誰かが、誰かへ向けて発した光だった。ある人は、その光を見て見ぬふりをした。ある人は、その光自体を無いことにしようとした。しかしわたしには届いていた。届いたからにはわたしからも光を送りたくなった。届く光に微かな瞬きを感じた。光が在るということは、その傍には誰かがいるはず。光の合図は確実にここまで届いている。
柿喰う客フェスティバル2017
やるき坂小学校ぴっかぴかの一年生の私の後ろを何者かがついてくる気配がする。後ろを振り向くとそこには、自分と同じぴっかぴかの一年生がいた!?どこに行くにも一緒、何をするのも一緒な二人は、趣味嗜好がどこまでも一緒で…「この戦いの結末は…入念に打ち合わせ済みだ!」あらゆる反則技が許された男たちの、壮絶かつ予定調和な死闘。俳優2人による意地とプライドを賭けた演劇勝負、ついに開幕。
華やかさと暗部を抱えた1930年代の上演、異国情緒溢れる租界のジャスクラブを舞台に、歴史に秘められた恋と濃密な人間ドラマが、生のジャズバントの演奏と共に、鮮やかに描かれる。1939年(昭和14年)、中国・上海。当時、ここはイギリス、フランス、アメリカ、ロシア、そして日本などから多くの人々が移住。租界と呼ばれる居留地は発展し、異国情緒溢れる都市として<東洋のパリ>や<魔都>とも称されるほど繁栄してい
近未来。東洋のガラパゴスと呼ばれている千久世島という離島は、かつてない賑わいを見せていた。国産みの神話に登場する島であると同時に、その島で発掘される「レアゲノム」という化石由来のDNAがヒトや動物の遺伝子組換えに必要なものとして注目を集めているからだ。その島に住む男は、奇祭で弟を失う。ところがある日、弟は蘇り、まるで別人のように男の前に現れる。弟の存在は島の住民を狂わせていく。そしてそれは、島の存