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日本の現代演劇ポスターデジタル化プロジェクト2023
150点の現代演劇公演のポスターをアーカイブ。公演のキービジュアルがデジタル展開され難い、1960年代から80年代を中心に、紙で現存するポスターをデジタル化。ポスターのセレクションは、1960年代以降の舞台芸術系のポスターを収集・保存、これまでも研究や数々の展覧会に協力する等、演劇公演のポスターに造詣が深い、ポスターハリス・カンパニー社代表の笹目浩之氏が担当。
この舞台は、一人の津軽女性「佐藤雛(ひいな)」の大正から昭和にかけての24歳から94歳までを描いています。「自分の心を飾らず、ありのままの自分で生きていけたら…」今の世の中は、いろんなしがらみの中で皆、もがきながら懸命に生きてる…「佐藤雛」も その一人。歌あり踊りありのわらび座初の一人ミュージカル。舞台から「人の本音」を、感じて、聞いてもらえたら幸せです。
太宰久夫によるフィジカルシアター。前半に立原えりかの『木馬がのった白い船』、後半に武井博の『はらぺこプンタ』を配し、絵本の世界を
「子供の頃からダンサーになることを夢見ていたマリア。あることをきっかけに彼女は夢も、笑顔も失ってしまった。そんな時、とある街角でジャックというマジシャンと出会う。」一本のオリジナルストーリーを演劇、ダンス、そして渋谷 駿のマジックによって紡ぎ出す全く新しい表現のライブステージです。
あの暗がりの中で手をにぎりかえしたこと、ほんとうは後悔してるそれなのに僕は君が来るのを祈り待ちわびているくるなくるなと静かに泣きながら
1997年夏、釜山国際海浜舞踊祭に参加する福士正一の活動を追ったドキュメンタリー。福士が自らの舞踊哲学を語るインタビューのほか、福士に強い影響を与えた舞踏家森繁哉と民俗学者赤坂憲雄の対談、共に活動する福士輝子等の話しを通して、ユニークな活動を浮き彫りにしている。釜山の市場や海岸で即興で踊りながら見知らぬ人々の中に入り、その場その場で心の交流を生み出す様は、福士の活動スタイルの真骨頂を表している。
他のジャンルと競い合うことのなかった時代に幸せな演劇人生を送ってきた舞台女優の母親と、演劇はもはや求心力を持たないとする夫との間で揺れる娘。これは社会と演劇、生きることと愛することの意味を探る芝居。
ボルボ社製トラックの荷台に乗り込んで体験する「荷物目線」の東京−横浜ツアー。埠頭で積み込みを待つトラックたち、海を挟んだ対岸に見える工場の影、流通センターで働く人々の姿……初めて見る風景に観客たちは感嘆の声をあげる。突如現れカーチェイスを仕掛けてくるデコトラ「芸術丸」や、路上で歌うブラジル人女性歌手など、フィクショナルな要素も交えた奔放さの一方で、車内では世界各国の道路事情や日本の運輸政策に関する
福士正一は青森を拠点にオドラデク道路劇場を主宰する舞踏家。青森市役所に35年間勤務しながら、路上や劇場での舞踏活動を国内外で活発に行ってきた。本作は2017年5月フランス旅公演の記録である。ストラスブール、ニームの街中、学校、ギャラリーなど各所で踊り、居合わせた人々と舞踏を通して交流する様が活写されている。パリでは、ベルタン・ポワレ劇場での舞踏フェスティバルに参加した。
FUKAIPRODUCE羽衣の旗揚げ公演。
フランス日常性演劇の代表的作家、ジャン・ポール・ヴェンゼルの作品の日本初演。ジョルジュは鉄鋼労働者であった。退職した彼は”アゴンダンジュを離れて”田舎に小さな家をかまえ、一室に作業場を作った。そして妻のマリーも静かな老後を夢みていた。しかし…。
30年に渡り、リバイバルを重ね愛され続ける、わらび座完全オリジナルミュージカルの再演です。東北の大自然に抱かれて、イヌワシを守りたいという少年の想いは彼を新しい自分へと突き動かす。言葉を失った少年が、友だちや先生の励ましを受けながら、大自然の中で心の旅をし、愛するもの、守りたいもののために、勇気をふりしぼって言葉を取り戻していく、友情と自立の物語です。
東洋の精神性にも魅了された彫刻家ウィム・デ・ハーン(1913~1967)を追悼したダンスムービー(1976年)。物語はアムステルダムにある「マヘレ橋」から始まる。十字架のような木彫りの作品を抱えて歩く石井満隆と、後を付いていく友人達。その後、ウィムが日本人の捕虜だったことを想起させるような囚われた一室でのおどりがあり、ウィムのアトリエで披露される石井の少女のおどりがある。最後は着物姿の石井が吊るさ
こじきや老紳士、魔法使い、市長、泥棒、白雪姫と称する少女らの前に突然現れた巨大な卵。大きな卵は回ったり光ったりしながら、中に本当の白雪姫がいるのではないかという夢を与える。本当の優しさとは何かを問いかけ、大人にとってはチクンと痛みを覚えさせるような作品。
日本の現代演劇ポスターデジタル化プロジェクト2023
150点の現代演劇公演のポスターをアーカイブ。公演のキービジュアルがデジタル展開され難い、1960年代から80年代を中心に、紙で現存するポスターをデジタル化。ポスターのセレクションは、1960年代以降の舞台芸術系のポスターを収集・保存、これまでも研究や数々の展覧会に協力する等、演劇公演のポスターに造詣が深い、ポスターハリス・カンパニー社代表の笹目浩之氏が担当。
旧小学校体育館で開催された、新井英夫(体奏家/ダンスアーティスト)と中津川浩章(美術家)、安藤榮作(彫刻家)らによるライブパフォーマンス。ALSを発症した新井は夜間睡眠時、呼吸器をつけているという。パフォーマンスは暗幕の閉じられた薄暗い空間に響く新井の呼吸音から始まり、安藤の斧が木を刻む音が重なる。やがて中津川が幅2M長さ10Mのロール紙に、ブルー一色で描きだす…。約40分という時間の中で、方法が
1954年民藝初演のアーサー・ミラーの傑作戯曲。1984年は滝沢修の新演出・主演で5度目の上演、文化庁移動芸術祭をふくむ全国公演を続け、翌年1月には東京でアンコール上演。
日本の古層の音が現代を揺るがす「響」日本人の響の源― 古代より伝わる「神楽」―にその基を辿る。時間軸には本来の声・言葉・歌がよみがえり、神楽の舞、ヒップホップのダンスが空間を彩る。超絶テクニック・うねるビート、「時空」を駆けるわらび座の若き獅子達。
アメリカの新進劇作家トム・トポーの問題作。ブロードウェイで絶賛を博し、79年度ベスト・プレイに選ばれたスリリングな裁判劇。
劇作家・西尾佳織によるレクチャー・パフォーマンス。5歳から5年半をマレーシアのクアラルンプールで過ごした西尾は、2018年、奇縁からマレーシア各地の日本人墓地に眠る人々のリサーチを開始した。墓地に眠る8割はからゆきさんと呼ばれた日本人女性だった。東南アジアへ渡り、娼館勤めをした彼女たちの足跡をたどった旅についての語り。
日本の現代演劇ポスターデジタル化プロジェクト2023
150点の現代演劇公演のポスターをアーカイブ。公演のキービジュアルがデジタル展開され難い、1960年代から80年代を中心に、紙で現存するポスターをデジタル化。ポスターのセレクションは、1960年代以降の舞台芸術系のポスターを収集・保存、これまでも研究や数々の展覧会に協力する等、演劇公演のポスターに造詣が深い、ポスターハリス・カンパニー社代表の笹目浩之氏が担当。
日本の現代演劇ポスターデジタル化プロジェクト2023
150点の現代演劇公演のポスターをアーカイブ。公演のキービジュアルがデジタル展開され難い、1960年代から80年代を中心に、紙で現存するポスターをデジタル化。ポスターのセレクションは、1960年代以降の舞台芸術系のポスターを収集・保存、これまでも研究や数々の展覧会に協力する等、演劇公演のポスターに造詣が深い、ポスターハリス・カンパニー社代表の笹目浩之氏が担当。
高井かおると島田とも子、現在51歳。高校時代からの親友であるが、性格も考え方も今まで歩んできた道も正反対。かおるは愛する夫と二人の子供に恵まれ、主婦として平穏な生活を送ってきた。しかし夫の浮気が発覚し、どうしてもそれが許せず一年まえに離婚。とも子は大学卒業後、出版社に勤務、キャリア・ウーマンとして独身を通してきた。しかし彼女も出版社の倒産という憂き目にあう。そんな人生のターニングポイントを迎えた二
木下順二・宇野重吉コンビによる民話劇の上演。木下順二作「おんにょろ盛衰記」「三年寝太郎」の2本立て公演として〈宇野重吉一座〉ののぼりを立てて全国の市町村を巡演。
本作は令和4年度国際交流基金舞台芸術国際共同制作事業として制作された公演「鳥の劇場×TBTB『演劇で障がいを越える〜世界をより豊かにするために〜』」のクリエーションの軌跡を追ったドキュメンタリー映像である。音声は鳥の演劇祭15の中のトークイベント『じゆうTBTBコラボ3年の軌跡』で二人の演出家ニコラス・ヴィセリ、中島諒人により語られたもの。本公演は令和4年度国際交流基金舞台芸術国際共同制作事業とし
とある町の外れにあるおもちゃリサイクル工場。いつもの社員と派遣パートの女達が働く部署に、お仕事マッチングアプリに登録したばかりの68歳の男が初めて仕事に来る。「おもちゃが一つ足りない」という些細な事件をきっかけに隠れていたそれぞれの心の中がみえてきて...。音楽やダンスも取り入れて客席と一体になる今作は子どもの心も掴み大人の心にも響く。人々の日々の営みをユーモアたっぷりに描いた、パショパショ流プロ
Baobab Re:born project
国内外のさまざまなフェスティバルに参加し、数多くの単独公演を開催するなど、注目を集めてきたダンスカンパニーBaobabの真骨頂的レパートリー作品を映像化。映像のはじめから中盤にかけてはドキュメンタリーテイストの内容で、団体を主宰する北尾亘と演者のダンスにかける想いを紐解いていく。後半パートでは閑散とした羽田空港のロビーを舞台に、既存のジャンルに捉われない、リズミカルで独特な躍動感のある群舞が繰り広
アメリカ・メイン州の風景を前に、シンプルな動きとアクションを見せる中馬芳子の初の映像作品。
1993年に放送が開始され、今もなお愛され続けているNHKの人気番組「天才てれびくん」が舞台化!第1弾公演(2020年)は、チケットは即完売、大好評のうちに幕を閉じた。そして、第2弾本作の舞台は大昔のジャングル!?時空をまたいで、大切なものを守る戦いに挑む姿を描く。ジャングルで繰り広げられる娯楽奪還大作戦!! ここに開幕!<作品紹介>天才てれびくんとは?「天てれ」の愛称で知られる子ども番組『天才て
反復しながら動きの緩急やアクセントの変化を試みた、ソロ作品。
1980年『月蝕歌劇団』、1981『黄金箱』につづく流山児祥(演出)+高取英(劇作)の戦前派三部作の完結編。昭和15年(1940年)、東京を、怪奇紅マントの噂が席巻した。「婦女子を誘拐し凌辱する」紅マントの噂とはいったい何だったのか?日中戦争(支那事変)から太平洋戦争(大東亜戦争)へとうつりゆく戦争下、当局は、紙芝居「紅マント」を弾圧、焼却した。燃えていく紙芝居は、紅マントの噂を消滅させたというよ
グリックはシマリスの男の子、町のペットショップのかごの中で、一匹2000円で売られている。狭いかごの中にひしめき合うシマリスたち。ある日、グリックと姉のフラックは人間のこともに買われる。応接間は広々と温かく、自由に跳びまわる日々が続く。そんなある日、伝書鳩のピッポ―が来る。「本当の君の家はここじゃない、北の森さ、緑の木々、何万という仲間がいるのだ!」と新しい広い世界を知らされる。ところが外の世界は
「阿波踊り」「沖揚げ音頭」「佐渡おけさ」など、日本全国の民謡や郷土芸能を掘り起こし伝承をしてきた劇団わらび座が、初めてヨーロッパで公演を行い、圧倒的評価を得たステージです。
編集者でもあった室野井が2017年に58歳で亡くなった翌年、踊りや身体をめぐって公的私的に綴られたエッセイをまとめた本『ダンサーは消える』が発行された。室野井洋子にはソロ公演の写真や動画が多く残されているが、本作は同名タイトルのビデオアンソロジーで、1983年の初舞台から2017年のギャラリー犬養(札幌)での踊りまで、順にその軌跡を辿る。
チェコの小説家ハシェクが書いた長編の反戦風刺小説をもとにしたブレヒトの戯曲を上演。ドイツ占領下のプラハをたくましく生きぬく兵士シュベイクの物語。民藝初めてのブレヒト劇に順みつきが客演した。
Project Lotus idea
舞踏カンパニー山海塾の石井則仁、日本有数のシタール奏者ムー・テンジン、オーバーヘッドプロジェクター(OHP)を使用した空間演出のサ々キDUB平による、人間の根源にダイブするノンバーバルライブパフォーマンス作品。日本独自の文化とも言える舞踏、シタール奏者という異国の彩り、オーバーヘッドプロジェクター(OHP)というアナログ機材による空間演出を行うアーティストが、即興的で生々しいパフォーマンスを行いま
ETV8文化ジャーナル
NHKの番組「ETV8文化ジャーナル」が白虎社について特集を組み、主宰の大須賀勇をゲストに迎え、白虎社人気の秘密をさぐる。「PARCOスーパースクール 白虎社的世界」、「白虎社東京公演 ひばりと寝ジャカ」(後楽園アイスパレス)、ビデオ作品「ミラクルレポート」、インドネシアツアー、熊野合宿など大須賀の多岐に渡る活動が紹介される。東京公演は大島渚、南伸坊、フランソワーズ・モレシャンなども観覧し、一般の
白虎社は公演以外でも「出前芸術体」として、「からだ」と「芸術」を出前、一般家庭のパーティからコンサートやCM出演まで幅広く出没した。本映像には以下の白虎社出演部分が収められている。・石井聰亙監督「アインシュテルツェンテ・ノイバウテン 半分人間」(1986)・布袋寅泰ソロ・コンサート「GUITARHYTHM」より”WIND BLOWS INSIDE OF EYES”(1988)・TBSテレビ「ザ・ベ
新庄藩に生まれた養安は、ある失敗から、9才でたった一人母に見送られて秋田藩へと逃れる。医者に拾われた養安は、御典医を目指して勉学に励む。ようやく医師免許を手にした時、院内銀山の火事に遭遇。「焼死した銀山お抱え医師の代わりに」と請われ、おしかけ女房のサツ子もやってきて、期限付きで引き受ける事になる。持ち前のパワーとユーモアで、鉱山医療に立ち向かってゆく養安夫妻。やがて銀山は日本一の産出量を誇る「天保
日本の現代演劇ポスターデジタル化プロジェクト2023
150点の現代演劇公演のポスターをアーカイブ。公演のキービジュアルがデジタル展開され難い、1960年代から80年代を中心に、紙で現存するポスターをデジタル化。ポスターのセレクションは、1960年代以降の舞台芸術系のポスターを収集・保存、これまでも研究や数々の展覧会に協力する等、演劇公演のポスターに造詣が深い、ポスターハリス・カンパニー社代表の笹目浩之氏が担当。
日本の現代演劇ポスターデジタル化プロジェクト2023
150点の現代演劇公演のポスターをアーカイブ。公演のキービジュアルがデジタル展開され難い、1960年代から80年代を中心に、紙で現存するポスターをデジタル化。ポスターのセレクションは、1960年代以降の舞台芸術系のポスターを収集・保存、これまでも研究や数々の展覧会に協力する等、演劇公演のポスターに造詣が深い、ポスターハリス・カンパニー社代表の笹目浩之氏が担当。
1982年にニューヨークの地下鉄で無許可で撮影。出演メンバーはスクール・オブ・ハードロックス。
世界中の人々に愛されてきた中国文学の傑作『西遊記』。無限の空想の彼方に誘ってくれるこの小説の源は、国禁を犯してインドへ西天取経に向かった若き僧・玄奘(げんじょう)のひたむきで壮大な旅にある。その旅が時空を超えて私たちに語りかけてくるものは何だろう。 21世紀。人間を救うものを探す旅は続いている。スペクタクルではなく、Music Performance Bandならではのアレンジで描く。
白虎社のイメージビデオ作品「ミラクルレポート」。ディレクション・編集は、ビデオアーティスト邱世原(きゅうせいげん)。「グルメ狂時代」、「ギガー」、「アリス」、「チャイナタウン」の4部作で、1986年の台湾ツアーの際に撮影された。
日本の現代演劇ポスターデジタル化プロジェクト2023
150点の現代演劇公演のポスターをアーカイブ。公演のキービジュアルがデジタル展開され難い、1960年代から80年代を中心に、紙で現存するポスターをデジタル化。ポスターのセレクションは、1960年代以降の舞台芸術系のポスターを収集・保存、これまでも研究や数々の展覧会に協力する等、演劇公演のポスターに造詣が深い、ポスターハリス・カンパニー社代表の笹目浩之氏が担当。
時は天明の頃。紀州、紀ノ川沿いに蘭方医を業とする華岡家。後継ぎの雲平(青洲)が京に遊学中、母の於継は近郷の名家の娘加恵を請うて青洲の嫁に迎えた。加恵は姑の於継によく仕えた。於継も嫁の加恵をかわいがり、その睦まじさは人もうらやむほどであったが、青洲が京から帰郷すと様子は一変、二人は青洲をめぐって姑と嫁の女の争いをつのらせる。一方、青洲はそんなことは知らず麻酔薬の研究に没頭する。研究も進み、麻酔薬の完
振付家の中馬芳子と俳優のジョン・ネッシが、動きやオブジェとの関わりを通して、都市の質感や建築物を探求する。最後に、旅はメイン州の自然の風景へと続き、ジェイコブ・ブルクハルトのカメラは、葉、水、光、そして霧の中に浮かぶいかだの動きをとらえる。1980年制作。
東北のある中学校。生徒数11人、1年生から3年生まで1クラスの障害児学級。新学期を迎え、新しく担任となった谷川はこのクラスの自由奔放さが、勝手気ままな規律のない生活としか映らなかった。“かげっこ”と陰口をささやかれながらも純真に精一杯生きていく生徒たちに触れる中で、谷川も子供たちへの理解と愛情を深めていった。そんな時、普通学級に移った君枝のクラスで盗難事件があり、君枝が心無い詰問を受けていることを
原作小説はフランスの文豪エミール・ゾラが19世紀パリで生きる下層階級の人間群像を描いた名作。ソビエトで脚色されたバージョンを北海道をはじめ各地で上演し、東京では追加公演をおこなった。
1986年1月に逝去した土方巽を追悼する番組。舞踊評論家市川雅が土方の芸術と為人を述べ、また土方亡き後の舞踏を展望する。土方と近く仕事をした細江英公、池田満寿夫、大野慶人等のコメントが挿入される。前年1985年に開催された舞踏フェスティバルで上演された大駱駝艦公演、大野一雄公演の映像、及び宇野萬のソロ舞踏映像も収録されている。
ギリヤーク尼ヶ崎が街頭公演30周年を記念して初めて制作した記録映画。当時のギリヤークは膝の半月板を損傷、いつまで踊れるかと苦悩していた。踊りを永遠に見てもらえるように映像に残そうと制作を決意、「じょんがら一代」「念力」など全9演目を収録している。札幌、京都などでの公演の様子とともに、自叙伝的な要素も入れて故郷函館を訪れるシーンなどで構成。1998年制作。制作・監督・主演、ギリヤーク尼ヶ崎。カラー7
きのう、おかしなハガキが届いたの。「立花チカさま。あした銀河鉄道が出るからおいでんなさい」って。夏休み最後の日に送られてきたおかしなハガキで、銀河鉄道に乗り込むことになったチカちゃん。その列車の中で出会う賢治童話の主人公たち。チカちゃんはたくさんの人や動物と出会い、おどろいたり、泣いたり、笑ったり。
自身の体験から老親介護の実態を描き大反響を呼んだ佐江衆一の長編小説「黄落」を劇化し、高齢化社会の問題に正面からとりくむ上演。北林谷栄が脚色・主演し、本作の脚色によって紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞した。
「冒険と友情」を描いたお祭りミュージカル第1弾「ヤンタ森へ行く」は各地の子どもたちに愛され、厚生省中央児童福祉審議会の平成7年度推薦文化財に指定されるなど、好評のうちに、98年3月で終演しました。これに続く第二弾を、いじめが猛威をふるう子どもたちの世界に「自分・命・愛を確かめる場」を願って創出しました。わらび座が46年間蓄積してきた民族舞踊を存分に駆使した舞台です。
日本の現代演劇ポスターデジタル化プロジェクト2023
150点の現代演劇公演のポスターをアーカイブ。公演のキービジュアルがデジタル展開され難い、1960年代から80年代を中心に、紙で現存するポスターをデジタル化。ポスターのセレクションは、1960年代以降の舞台芸術系のポスターを収集・保存、これまでも研究や数々の展覧会に協力する等、演劇公演のポスターに造詣が深い、ポスターハリス・カンパニー社代表の笹目浩之氏が担当。
大野慶人を被写体とする16ミリフィルム映像。2018年に大野慶人宅で発見されたものだが、撮影の経緯など詳細はわかっていない。無音の映像で、制作途上のフィルムである可能性もある。1969年に開催された大野慶人ソロ公演のポスター写真に衣装とメークが酷似しており、公演を準備している時期に鎌倉の海で撮影されたものではないかと推測されている。
せんとう。裸でたたかう。労りと労いとハピネス。
岩名雅記舞踏ソロ・1989ー1993年ヨーロッパ公演の記録。 ヘルシンキ:「即興」1993 / パリ:「すさび」 1989 (Espace Boris Vian)、「冷曲」1990 ・「光の肉」1991 (Théâtre des Amandiers)、「水引に胡蝶」1992 (Théâtre Montorgueil)、「しずがみ」1993 (Lavoir Moderne Parisien)
軍靴高なり、紙切れ一枚で次々に命を刈り取られた冬の時代、東北の山村で人間らしく生きることを譲らなかった大人たち、子供たち。ともに涙し、笑い、苦悩する教師たち。くらしと芸能の中に、人々はいのちへの愛をつないでいく。
舞台は大恐慌とファシズムの足音に揺れる昭和初頭。学生街本郷の素人下宿「四丁目ハウス」に展開する人間模様をあたたかい眼差しで描きだしてゆきます。作者小山祐士氏の処女作。