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おもむろにビニールプールを膨らませる15人の俳優。ビニールプールが完成すると、その中に胎児のように丸まって、眠りにつく。音楽が始まると、彼らは、それぞれの島に住む人々や、島の魂、妻に逃げられた若いパパや、ロンドンに居るイギリス人、ビニールプールの検品をしているアルバイトなど、様々な人物になっていく。リップシンクによる、コンセプトアルバム的な音楽シーンの連続で送る、人類の孤独を慈しむ音楽劇。
谷崎潤一郎の『痴人の愛』を、男女逆転させペヤンヌマキ独自の視点で現代的に描くブス会版『痴人の愛』。仕事人間の40歳独身女性の“私”は美しい少年ナオミと出会い、「小鳥を飼うような心持」で同棲を始める。人見知りで垢抜けない少年だったナオミは次第にその美貌を利用して奔放な振る舞いを見せるようになり・・・。
かつての島流しのように森という異界に犯罪者たちが追いやられ、元々好き好んでそこに住んでいるものと共生していた。常にそれぞれの「最適解」がサジェストされる社会の中にあって、最適でない発言や行動は厳しく制限されるようになっており、そのことへの息苦しさもまた頂点に達しつつあった。犯罪者予備軍として社会から半ば排除されてしまった人々が形成する近未来の「森」を舞台にして展開されるSF会話劇。
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「ワタクシというものをすべての起点としてしか考えられないことから来る不幸と幸福。それらを大きな器の中に入れてシェイクしたらどんな味になるのだろうか。からだという器からズブズブと零れ落ちてしまう蜜を持ったものたちは、そこここに痕跡を残し身を隠すことができない。巧妙に足跡を消しても匂いがあたりにかすかに残る。そのような人々はあきらめて、ダンスを踊る他はない。互いの匂いが混じりあい、私の匂いがかき消され
昨年上演した『モモンバのくくり罠』で第27回鶴屋南北戯曲賞を受賞し、外部公演への書き下ろしでも高い評価を受けている横山拓也が、iaku初期話題作『流れんな』を全編広島弁に改稿、2024年版として上演
ある漁村にふらりとやって来た女アミコは異常なほどの蟹が好きだった。身寄りのないアミコを家に置いてやる漁師の男ゲソン。女を追ってアヤしい男がやって来て事態は混乱する。やがて、アミコはカニを食べ過ぎてついに蟹アレルギーになってしまう。もう蟹が食べられないと悲しむアミコ。そんな頃、漁師たちは数々の漁師の命を奪った伝説の13本脚の蟹との闘いに挑むのだった。
『放射能』の名付け親。二度のノーベル賞受賞者。核物理学の夜明けを告げた偉大な学者。唯一無二の女性マリ・キュリー。前近代と近代の狭間、二十世紀初頭という時代に、女として、母として、学究の徒として、己の人生を切り開いた偉大な女性。彼女を取り巻く家族や友人と共にその後半生を描く。
コロナ禍の2021年3月に創作した本作は、内容/台詞を全てそっくり同じまま配役の性別を入れ替えたダブルキャスト、2つのバージョンで上演。また、振付に数々の受賞歴のある振付家/ダンサーの黒田育世氏を迎えた。ある冬の朝、主人公がやってしまった「おねしょ」から始まる。いささかの後悔と共に布団を干し、食事をしてから煙草を吸い、風呂に入る。そういったささやかな一日のスケッチが、主人公の一人言と共に描かれる。
いつも自問自答をくり返すように、人は自身の内部に人格が内在すると感じている。それを魂と呼ぶならば、私達の肉体は魂という使用人に操られているかも知れない。さあ、魂と対決する度に出よう。笑いと共に。
(フライヤーより)私生児をみごもりナチの施設〈レーベンスボルン〉の産院に身をおくマルガレーテは、不老不死を研究し芸術を偏愛する医師クラウスの求婚を承諾した。が、激化する戦火のなか、次第に狂気をおびていくクラウスの言動に怯えながら、やがて、この世の地獄を見ることに…
若手バレエダンサーを中心としたガラ公演の第12回目。副題が「バレエへの道」であり、まだバレエ学校で研鑽を積んでいる若手ダンサーが様々な国から集うこととなった。公演だけでなくダンサー同士の交流も公演開催の目的として掲げられている。アメリカからはセントラル・ペンシルバニア・ユース・バレエから8名、またウクライナからはキエフ国立バレエ学校より4名が参加した。コロラド・バレエ団、ウクライナ国立オペラ劇場、
(フライヤーより)宇宙に存在する無数の♂と♀が、今、魅かれあっている。そのエネルギーは一体いかばかりなのだろう。あなたの恋は宇宙の摂理のまさしく一環なのだ。あなたは恋の始まりを覚えておくべきだ。それがどう始まり、どう終わるのかを。宇宙と恋の透視図(パースペクティブ)。私達はそれを、『非ユークリッド恋愛学』と呼ぶことにする。今、恋が始まる。
優しい人になりたいと願った。それを口にも出してみた。「そんなふうに願って、それを言葉にした君は、もうすでに優しい人だと思うよ」と、彼女は僕の頭を撫でた。この物語は、その手を振り払って何度か彼女を打擲したときに、転んでぶつかって砕け散った、窓ガラスの破片みたいなものである。いくつかは、僕や彼女の身体を刺して傷つけた。だけど遠くから見てみると、キラキラ光って綺麗だから。観客席には飛ばないように。慎重に
相原志保が、短大時代に出会った友人・澤田まゆといつもの喫茶店でお茶をしている。今朝見た夢についてお話をしていると、見知らぬ人が会話に参加してきた!……のであるが、それはどうやら澤田まゆの高校時代の友人・上村岬で、相原志保とは以前にも会ったことがあるという。最初の出会いは去年の冬、、、冬?「あれ?そもそも今年の冬……あった?」「冬のことをまったく思い出せなくなってしまった」という症状が出始めた世界の
外国の戦地に慰問に来ていたグループが突然消えた。噂によればその鉄塔に男たちはいるという。 1998年に初演。戦争という過酷な状況の中、鉄塔の上で交わされる下らないやり取りを描き好評を博した。それ以来、数々の団体によって上演され続けている劇団代表作をオリジナルメンバーで上演。同じ場所で展開する時間軸の違う短編をプラスし新たな地平で物語は完結する――
ハイスクールプロデュースとは、関西で活躍する演劇人と現役高校生たちが一緒に芝居を創りあげる企画です。今回は、第4回日本劇作家協会新人戯曲賞佳作を受賞した角ひろみの新作書き下し作品を上演します。
舞台「呪術廻戦」
2.5次元ミュージカル/舞台
ひとの恋愛に手を突っ込んでみたら、宇宙だった。・ 飲み屋の片隅で語られるような、「自分だけの特別な記憶」は、他人が聞けば「ああ、ただのつまんない恋バナじゃん」とサラッと流される。そんな程度の話かもしれない。・つながりたくてもつながらない。ふみはずしたくてもふみはずさない。そんな、閉じた男と、埋もれた女の、途方もない距離感の物語。
芸術家の価値とは何でしょうか?一体何の為の創作活動なのでしょうか?私は制作の価値について考えた。めまぐるしく移りゆく現実の前に虚構の物語というものが必要であるか否か……。
古城十忍の新作書き下ろし。男は「ある反政府集会」の中心的人物が自分の娘の恋人であることを知り、戸惑いながらもその恋人の日々の行動確認(行確=コウカク)を開始する。高校教師を務めるその娘はSNSによる誹謗中傷を受け、個人情報までもがネット上にさらされてしまう。そんなある日、男は自分自身が見知らぬ何者かに行確を受けていることに気がつく……。そして娘は、誹謗中傷の発端が意外な人物であったことを突き止める
フィクションでありながらノンフィクションめいた説得力を持つ「奇譚集」をヒントに、演劇で実際に目の前で演じることによる真実味と嘘の融合を目指す。言葉の響きとして思いついた「ハンアイ」と、博愛(=すべての人を広く愛する)ととても似た意味ではあるが、意味合いとして偶然に合致した「汎愛=分け隔てのない愛」に、「奇譚集=ちょっとおかしな、嘘じゃないみたいなまるっきり嘘の話」を組み合わせた作品を3作品上演。
コドモ発射プロジェクト
予測不能な子供の閃きを元に、岩井秀人・森山未來・前野健太をはじめとする大人達が、右往左往しながら演劇作品に仕上げる、それが「コドモ発射プロジェクト」です。 野田秀樹の「子供の書いた台本をよってたかって演劇にすることはできないだろうか?」というアイディアから始まりました。 「ことば好き」の岩井、「からだ好き」の森山、「うた好き」の前野が集まり、 大人が描こうとしても描
本作品は、わかぎが大阪鶴橋の隣町で育ち、実際に見聞きし「隣人達」と向き合ってきた実体験を元に書かれた。日本の統治にあった朝鮮半島では、日本語教育も実施され、大正中期には、多くの人が働き手として日本に渡ってきた。昭和に入り、ソジンも日本にやってくるがそのうちに日本人から差別されている事に気がつく。そんな中ある日勤め先の令嬢、桜子に恋をしてしまう…それは彼らの人生の長い長い恋の物語の始まりでもあった。
パフォーミングアーツ・セレクション
作品身体表現を拡張する日本のアーティスト4組の新作をA・B2つのプログラムで上演。愛知県芸術劇場と横浜のダンスハウスDance Base Yokohamaが連携して創作した演目をセレクション形式で上演する「パフォーミングアーツ・セレクション」では、2021年より10作品を発表、国内外20会場でツアーを行ってきました。本公演では、国際的に高い注目を集めるアーティストによる4つの新作を、Aプログラムと
「私小説というものがある、私演劇というものがあるとしたら・・・劇作家にとって物語は人生の日記のような物だ劇作家は愛する人を失った時、彼女の物語を書くのだろうかそして彼女に似た女優を探し、稽古し、作品を完成させたとしてもその物語は観客に公開するだろうか?解体前夜の劇場で上演されたその作品は、誰にも観られる事も無く、劇場の壁に染みつくのかもしれない」
死んだと聞かされていた父が帰って来た。父は特別な別荘に行っていたらしい。父はどんな女性でも抱く事の出来る特殊能力を持っており政府に可愛がられていた。僕にもその能力が備わっているのだろうか?「たまには海が泳げ!」というのは私が考えたネパールのことわざです。真逆の事が起きて欲しいと願う気持ちを表していると言います。長く作品を作っていると、たまには作品が私を作ってくれと願ったりします。でも実際には作品に
ゲーテ・インスティトゥート東京開設60周年プログラムの一環として開催された。土方巽の伝説的作品「バラ色ダンス」(1965)をキャンプの視点から読み替え、21世紀のバラ色ダンスプロジェクトとして、あふれ出るイメージの狂宴を三日間にわたり繰り広げた。ゲストパフォーマーに、日替わりで木部与巴仁、川村浪子、砂山典子をそれぞれ招いている。また公演同日に関連鈴木章浩キュレーションによる映像上映プログラムを行い
尾崎紅葉の「金色夜叉」はなぜ書かれたか?!「金色夜叉」のモデルとは誰か?現実のさらなる悲劇とは?「金色夜叉」の謎全てを解明し、ここに上演!!
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2008年の結成から日本の現代サーカス界を牽引してきたカンパニー・ながめくらしつ2016年上演作品。カンパニー主宰のジャグラー・目黒陽介が演出を務め、比類なきチェロ奏者・坂本弘道とゲストミュージシャンによる生演奏、美術家・カミイケタクヤの作品によって重層的に支えられた舞台空間で、高い技術を持つ9名の演者がジャグリング、エアリアル、ダンス、アクロバットほか多様な身体表現を以て、独創的でサイトスペシフ
歯痛、吐き気、生理不順……。人気作家・早智子の体を次々と異変が襲う。歯科・内科・産婦人科と、病院を転々と渡り歩いても原因はつかめない。だが理由は明白。早智子は尋常ならざる拒食と過食を繰り返していたのだ……。スリム(S)とファット(F)という身体の変化を繰り返す中で、早智子が自分の心の奥底に見たものは……? とどまることを知らない世のダイエットブームを背景に、過酷なダイエットに走る現代女性の深層心理
「わたしは、フィクションなんかに救われない」。大量消費されるフィクションを疑い、その危うさを見つめ、それでもなおフィクションをつくり続ける葛藤をテーマに、売れない小説家と周りの人間関係を描き、この物語の隙間から逃れ出ようとする“役を持たない男”がフィクションの虚構を暴き出す。東京で生まれ育ち、下町に住みながら人々の生活、息づかいを作品として紡いできた山田が、瑞々しい感性で描いた群像劇。
-東京黙劇ユニット KANIKAMA collection vol.6
老人の家で泥棒中に事故で死んだ少女メグは、善悪同ポイントで天国にも地獄にも行けず、魂のエネルギーが尽きるまで現世に戻される。しかしそこは皮肉にも2年前、自身が襲ったマッコール老人の家だった。老人は死期を前に「4つの願い」があり、メグは天国へ行くためしぶしぶ手伝うことになる。老人の切なる願いと少女の魂の行方を描く、笑いと感動のハートウォーミングな霊魂騒動! 劇団京芸・人形劇団京芸 創立60周年記念合
昭和八年の秋、東京。築地小劇場の楽屋口に隣接したカフェ「青猫」を舞台に、新劇青年・八起静男とカフェの踊り子・宮下そら嬢の恋人二人が、散々なすれ違いの末に結ばれる恋愛喜劇。
1964年(昭和39年)8月12日。津軽海峡で一隻の最新鋭船が産声を上げた。青函連絡船・津軽丸Ⅱ型の2号船、八甲田丸である。姉の津軽丸と妹の松前丸、大雪丸、摩周丸、羊蹄丸、十和田丸と共に「海峡の女王」として華々しく任務に就いた八甲田丸。しかし、栄光は長く続かない。国鉄の慢性的な赤字により、経営は悪化。そして1988年(昭和63年)3月13日の青函トンネルの開通により、青函連絡船そのものが全廃されて
12人の俳優による妙ージカル(妙なミュージカル)。舞台奥に12基の墓石が一列に並んでいる。西洋の戦場跡に並ぶ、戦死した兵士の古い墓のよう。墓石には12人の俳優の名が、それぞれ刻まれている。雪が静かに、そして激しく降り続けている。その中で、小学生から老夫妻までの幅広い6組のカップルの模様が、歌と踊りを交えて展開される。2014年初演作の改訂再演。降り続ける雪、役者名が刻まれた墓、という印象的なビジュ
岸田理生アバンギャルドフェスティバル リオフェス2024
寺山修司作「身毒丸」を岸田理生が台本を脚色、改定し、1995年、蜷川幸雄が演出、武田真治、白石加代子の主演で初演が公演、日本のみならず、ロンドン、バービカン劇場で大絶賛を得て、藤原竜也を天才新人と言わしめた。そんな「身毒丸」が令和の時代に「野外劇 身毒丸R」として復活。うだるような真夏の夜、月と星の灯りの元に夏風さやり、虚構と現実が蕩け合う。時代を廻り、世界の果てを越え、母子の物語は、何処へ辿り着
賃貸契約の一方的な破棄により、住む家をいきなり追い出されそうになる家族の物語。しかし人智の及ばない強大な力が見え隠れし始め、その問題自体が舞台上から消え去り———人間の世界を圧倒する存在が上演を支配し、まったく新しい世界が舞台上に立ち現れる。俳優たちはナラティブとは別の基準によって作られた振付を遂行し、次第に変態していく。音楽家もまた、楽譜に書き込まれた多彩な技法を用いて音楽を変容させる。6名の俳
せんがわ劇場の客席と舞台との距離や空気の層に、霧の立ち込めるような鬱蒼さを感じました。さらに、強固な空間には根を張ったような印象を。これまでは、ぎゅうぎゅうとした生活圏内で人と距離を取ること、取らないこと、あるいは取れないことを多く考えてきたように思います。今作のモチーフは森です。他者だけではない広い外部の世界に、どのように自分を置くのでしょう。
Wキャスト(昆夏美、海宝直人、平野綾、小林唯、桑原広佳、増田梨沙)
太平洋戦争下の広島県呉市に生きる人々の物語を通し、慎ましくも美しい人々の営みを繊細に描き出した、こうの史代によるコミック「この世界の片隅に」を、アンジェラ・アキの音楽によって初のミュージカル化。絵を描くことが大好きな主人公・浦野すずの視点によって、幼少期から結婚、そして幾多の苦難を乗り越えて自分の居場所を見つけていくまでの物語。
2008年の初演以降、全国各地で上演され続けている柴幸男の代表作でありマスターピース。《歩く》ことから浮かび上がる一人の女性の「はじめの一歩」から「さいごの一歩」までを、数人の俳優が入れ代わりながら歩き続け演じていく。本映像は、2011年に上演された横浜赤レンガ倉庫での公演を収録。
《彼》と旅をする20世紀三部作#3
【Story】多くの島が広がるアジアの海、多島海。その南の海から、島づたいに日本にたどり着く道を、「海の道」と呼びます。 それらの島々を舞台にして、日本から東南アジアへ渡った人々、アジアから日本へ渡ってきた人々にまつわる様々な逸話をもとに、「20世紀の海の道」を描きます。【Note】〈彼〉と旅をする20世紀三部作の最終章となったアジア篇は、維新派史上最大の野外劇場にて上演。 劇場や舞台セットだけで
1987年、月蝕歌劇団旗上げ作品の再演。七里ヶ浜に転覆したボートに乗っていた少年たちは何処に消えた? 血を吐く美少女の正体は何か? 戦前の帝都に出現する女神の目的は? 因果の小車の渦の中、真白き富士の嶺♪緑の江の島♪の旋律にのせてハーメルンの笛吹き伝説と女子挺身隊が結合する!
ぷらさない
演撃戦隊ジャスプレッソ番外企画「ぷらさない」は「何も残らない、何も得るものがない」をコンセプトに行う企画。「わんこそば世界大会」脚本:山内和将 演出:山内和将・渡久地雅斗「運命の判決」脚本:津波竜斗 演出:津波竜斗・渡久地雅斗「現代にっぽん」脚本:山内和将 演出:山内和将・渡久地雅斗「Noél」脚本:仲宗根葵 演出:渡久地雅斗「恋がしたい」脚本・演出:渡久地雅斗今回は5作品を上演!
おしゃべりだった兄の話をしようと思って、中学2年生の兄は世界の中心だったと思うんです。兄が高校1年生の時、兄の不幸の始まりでした。先に言っておくと、兄はこの先壊れます。あともう一つ言っておきますと、これは「演劇」の話ではなくて、まずこれは「兄」という「人間」の話で。壊れていく「兄」と、滅んだ「僕」と。あと兄に関わった、兄を愛したり憎んだりした「周りの人達」の。まぁ別に大した話じゃありません。
高校の同級生カナコの突然の事故死から一ヶ月後、東京に住むわたしと地元高知に住むマナカの二人は須磨に住む高校の同級生、藤くんに会いに行くことになる。旅の途中、ヒッチハイクをしていた松田さんとサービスエリアで出会うが。本作はムニ『カメラ・ラブズ・ミー!』(2022年、こまばアゴラ劇場)で上演された作品です。
会社でうだつのあがらないトキオは、レイコに思いを寄せながら、自分が彼女にふさわしい男だと思えない。ある日、永遠の時を手に入れられるという「神になる本」を目にしたトキオは、輪廻転生を信じ、意を決してビルから飛び降りる。こうして生死を超えて、愛する人を追い続けるトキオの旅が始まる。だが、それは「オイディプス」「ロミオとジュリエット」、はたまた「サザエさん」といった、すべて「あらかじめ用意された物語」を
神山慎太郎、広井龍太郎のユニット劇団「ガガ」が送る、短編集公演〈小ガガ〉の第4弾。世界を滅ぼしたり、誰かの人生を決定的に変えてしまったりするような大きな悪魔ではなく、日々のすれ違いやいさかい、不幸のもととなる小さな悪魔をテーマに、『祝う部屋』、『アルゴリズム』、『ギャンブラーズ』、『声(こころの)』、『講談(タイ古式)』約5本の短編をお届け。
-異なるバックグラウンドを持つアーティストたちによる、多彩で豊かな日本のパントマイムの世界 ● Dプロ 山本光洋ディレクション
幻想的な公園で繰り広げられる中学生カップルの一夜と普遍的な母の物語が融合する、祝福の雪が舞う愛おしい「時」の断片たち―2018年初演後、熱烈にラブコールを受け2020年度には早くも再演された、FUKAIPRODUCE羽衣の代表作の一つ。「母」をキーワードに、愛と一緒に訪れる闇、闇と一緒に訪れる愛を描く“妙ージカル”
RICE on STAGE「ラブ米」
2.5次元ミュージカル/舞台
アトリエほんまるプロデュース
空に新しい彗星が一つあらわれた日に、地上で一人のサラリーマンが蒸発した。盲目の少女と、星を観察する青年の目を通して描かれる孤独な宇宙の物語。新型コロナウイルスの感染者が中国・武漢市で初めて確認されたのは2019年12月8日。そして今も、毎日のように世界のどこかで発生した変異ウイルスが、日本にやってきて、栃木のような地方都市にもあっという間に到達する。 私たちは思った以上に、世界と身近なところにいる
永井愛が2003年に他劇団に書き下ろした人気作を、自らの演出で上演。セレブな専業主婦だった秋子は、夫の会社が倒産したため、働くことを決意。しかし、パートタイマーとして採用されたスーパー「フレッシュかねだ」は、あらゆる不正が横行するディストピア的世界だった。正義感が強く世間知らずで他のスタッフから浮いてしまう秋子は、大手企業をリストラされ、この店で屈辱に耐えながら働く貫井と心を通わせるようになるが…
宇宙堂第5回公演
屋根裏部屋で、一人の老女が死に誘われている。「恋」を待ちながら、人々に忘れ去られた作家。骸骨化した彼女の物語たちが静かに老女を眠りに誘う。 老女が眠りについた途端、トランクを抱えた男と家出の大阪少年がこの部屋にやってくる。男はそのトランクに「恋」を閉じ込めていた。若き日の、叶わなかった不思議な女への恋心。あの女はいったい誰だったのか。 そして老女の物語が息を吹き返す。 時は大正。苔の花粉の舞う夜に
眠れない夜に、僕はよくあの学校の屋上へ行った。いつもそこにはこの町の王様がいた。頑張らなければ生きられない昼間を、生き抜くための答えを求めて、夜の屋上に人が集まる。彼らは町の地図を作り、花を植え、本棚を置き、絵を飾り、町を少しずつ統治していく。王様はただ好きなことをして、この町を好きだと言った。その夜の特別な時間は、いつか終わりを迎えるのだろうか。その時僕は、どうやって昼間の時間を生きるんだろうか
――綺麗な毒には花がある。 『完璧な女子力』を求める女子高生は、森の奥に建つ巨大なメイド喫茶でアルバイトを始める。勤務初日の夜、メイド長が突然死。騒めくメイド達は「これは『御主人様』の仕業だ」と噂する。店には、メイドを次々殺していく、怪人『御主人様』の呪いがかかっていた。 耽美!耽美!暴力的耽美!演劇集団白昼夢が、虚構で性別を破壊する。
大手住宅メーカー杏地ホームズは実力派会長によるワンマン体制が続いていた。社長の裁量が幅を利かせる部署であるマンション事業部での大型取引を成功させて会長に一泡吹かせたいと社長は考えていた。やがてその取引が地面師たちによる詐欺だと知ることになり、社内は大きく揺れる。そして会長は社長の更迭を決意する。しかし社長は裏でクーデタを画策していたのだった・・・地面師詐欺事件をモチーフに企業側の視点で描くビジネス
-異なるバックグラウンドを持つアーティストたちによる、多彩で豊かな日本のパントマイムの世界 ●Aプロ 江ノ上陽一ディレクション