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TOUCH - ふれる -
Co.Ruri Mitoは2021年より「TOUCH - ふれる -」というプロジェクトを3年間発展させてきた。「TOUCH - ふれる - #2」は最終成果となる公演だ。キーワードは「グラデーション」。7名のダンサーが固有の身体を軸にユニゾンを踊る。音楽は内田輝。自作楽器を調律し時間を立ち上げる。衣装はYANTOR。手紡ぎ手織りの素材で、作品の世界観を支える。始まりも終わりもない作品。
1964年(昭和39年)8月12日。津軽海峡で一隻の最新鋭船が産声を上げた。青函連絡船・津軽丸Ⅱ型の2号船、八甲田丸である。姉の津軽丸と妹の松前丸、大雪丸、摩周丸、羊蹄丸、十和田丸と共に「海峡の女王」として華々しく任務に就いた八甲田丸。しかし、栄光は長く続かない。国鉄の慢性的な赤字により、経営は悪化。そして1988年(昭和63年)3月13日の青函トンネルの開通により、青函連絡船そのものが全廃されて
ごく普通のイギリスの中流家庭に生まれた兄のトムと弟のフィギス。弟のフィギスは心の優しい子で人の気持ちを読み取る不思議な力を持っていた。そんな弟が、ある時奇妙な言葉を喋りだし、「自分はイラクの少年兵だ」と言い始める。フィギスは12歳、トムは15歳。湾岸戦争が始まった夏の事だった・・・。
第二次世界大戦後のイギリス。エニグマと呼ばれる複雑難解なドイツの暗号を解読し、イギリスを勝利へ導いたアラン・チューリング。しかし、誰も彼のその功績を知らない。この任務は戦争が終わっても決して口にしてはならなかったのだ。そしてもう一つ、彼には人に言えない秘密があった。同性愛が犯罪として扱われる時代、彼は同性愛者だった。ある日、空き巣被害にあったチューリングの自宅に一人の刑事がやってくる。あらゆる秘密
日本を代表する劇作家で童話作家の別役実が、「西遊記」を下敷きにして、2005年にピッコロ劇団に書き下ろした奇想天外なファミリー劇場『飛んで 孫悟空』。兵庫と東北、ともに震災を経験した地域どうしの演劇を通した交流を発展させるため、仙台で活躍する俳優4名を客演として招いて製作、2014年8月、ピッコロシアター、いわき芸術文化交流館アリオス、日立システムズホール仙台(仙台市青年文化センター)で上演。
川口隆夫ディレクション企画「舞踏 ある視点」
演出家の生西康典が、土方巽のテキスト「病める舞姫」と「慈悲心鳥がバサバサと骨の羽を拡げてくる」を演劇作品化した。2人の演者はほとんど動かずに土方の言葉を発し、それらの言葉が地下空間を震わせていく。静寂、言葉、電車の走行音をはじめとした空間内の音。そのなかで震える身体。その揺らぎが見る者に伝わり、それぞれの異なる経験、あたらしい物語を生み出していく。本作では、その「揺らぎ」を映像作家の掛川康典が映像
全国初の県立劇団の門出を祝う祝祭劇。
カナダのある町の法廷、被告席にいるのは若いネイティブ・インディアンのリタ・ジョー。判事の尋問の間、リタの回想は限りなく膨らむ。あるときは故郷の部落での懐かしい日々、、あるときは町に出てきてからの辛くみじめな暮らしだったりーーいつしかリタの罪名は次々と増えて行く・・・。けれどどんなに判事に諭されてもリタには罪の意識が確かなモノとして存在しない。文明社会の価値観が、自然のままに生きてきたネイティブたち
わずか一週間で草案を作成したGHQ民政局員たちがいた。ジャズの名曲にのせて描く日本国憲法誕生の舞台裏。1946年2月4日、東京日比谷のGHQ(連合軍総司令部)の一室に集められた25名の民政局員は、22歳のベアテ・シロタをふくめ20代から50代の多士済々。機密厳守の命令の下、直ちに立法、人権、天皇などの7つの小委員会に配属される。今、まさに日本国憲法を生み出す作業が始まろうとしていた!2015年、別
いつの時代ともどこの時代とも知れぬ不可思議な小部屋。一人押し込められた男。代わる代る部屋を訪れる様々な人物から強制される尋問にも似た暴力的な会話。或いは彼らが執拗に聞かせる果てのない物語。そして男自身の見る不可思議な夢。それらが入り交じり、男はいつか時と空間を遥かに遡り、恐るべき陰謀の真っ只中に誘い込まれる。欺瞞と捏造まみれの文字で書かれた歴史の彼方、押しつぶされ、忘れ去られた男が辿り着いた、彼自
既成戯曲の演出シリーズ
KAIKAのショーケース企画「gate」で、2018〜2019年にプログラムディレクターを務めた大石達起が、その発展版として手がけた「既成戯曲の演出シリーズ」のVOL.1。イギリスの劇作家、トム・ストッパードの『アルカディア』を大石自ら演出しました。
どこにいるのか、袴垂れ。どこへいくのか、袴垂れ。 理想を掲げた共同体がどこから生まれ、どこへ行きつくのか…現代日本の抱える問題に鋭く切り込む!軽快で絶妙なセリフの応酬、変幻自在のムーブメントに乞うご期待!
(フライヤーより)シュールでコミカル、遊び心に富んだ作品を発表し、フランス国内でも根強いファンをもつ異色の振付家ドミニク・ボワヴァン。1998年の初来日の際に好評を博した「ワタシなりのダンスの歴史」の改訂版をひっさげて再来日。”ダンスはどこから来てどこに行くのか”ダンスの起源からロマンチックバレエを経て現在にいたるダンス表現の目まぐるしい移り変わりを1時間のソロダンスで表現する。1994年の初演か
ジャック・プレヴェールの映画、『天井棧敷の人々』の翻案作品。 登場人物を、男性役含め全て女性キャストにて描く。犯罪者ラスネールと少女マリーがギャランスと共に記憶の旅に出かける。映画ではギャランスとバチストは結ばれないが、魂として再開し想いを昇華させる。深海洋燈版・天井棧敷の人々。愛、音楽、舞踊、華やかな世界の裏側に隠れた人間の本当の恐ろしさに光を当てる。
川口隆夫ディレクション企画「舞踏 ある視点」
人気コンテンポラリー・ダンサーの伊藤キムが繰り広げる秘密のパーティ、あるいは一夜の夢のようなパフォーマンス。伊藤ならではのユーモア、けれん味、アングラのイメージがエネルギッシュに炸裂する、見所たっぷりの49分の映像作品。伊藤キムとサックスの梅津和時の共演に加え、11名のダンサーたちが「東京令和アングラダンサーズ」として荒唐無稽に狂喜乱舞。
時事ネタ劇団として現代を風刺してきた笑の内閣が、風刺そのものを風刺するため古典に進出。挑戦するは、風刺喜劇の大先輩モリエール。―1665年12月、モリエールがかねてから目をかけていた若手劇作家ジャン・ラシーヌによる裏切り行為が発覚する。育てた恩を仇で返したラシーヌに落とし前をつけさせるため、呼び出すモリエール。2人の長い夜がはじまる……。
音楽でつづる文学
鎌倉時代に成立し、平家の栄華と没落を描いた軍記物語「平家物語」は、後世の芸術にも様々な影響を与えました。香川県高松市の屋島を舞台として、那須与一の扇の的討ちも大変有名な伝説として様々な形で残されました。平家琵琶と地歌箏曲、そして福岡県で現在唯一伝承されている幸若舞を取り上げます。幸若舞は織田信長が好んで舞ったといわれています。今回は「扇の的」と共に、とりわけ名前が知られている「敦盛」を上演します。
劇団「柿喰う客」結成13年目に送る新作。13日の金曜日、恩師の13回忌に集まった美術系私立大学の同窓生13人を巡る物語が繰り広げられた。
原爆投下から3年後の広島を舞台に、父と娘の精緻な対話が織りあげる、ほのかな恋の物語。しかし核兵器の、人類の存在をも脅かすそのおぞましい力は、可憐な娘の心にも大きな傷跡を残していた。生きる喜びを失くしてしまった娘にふたたび希望の光を蘇らせるために、いま、父は全身全霊で娘に語りかける。
演劇をやめて久しい土井は、かつて出演した演劇作品の「演出家」の弟を名乗る人物から、演劇の上演を依頼される。そこで土井が受け取ったのは、アンドレイ・タルコフスキーのある映画をもとに書かれた、演劇と救済にまつわる、一本の奇妙な戯曲だった――。ロームシアター京都×京都芸術センター U35創造支援プログラム“KIPPU”2024採択公演。
地方都市。生きる希望を求め思い出の地へと辿り着いた青年・服部公平。かつて映画技師をしていた映画館は廃墟となり、街には行くあてのない孤児たちがいた。昭和24年1月GHQの提唱のもと、新少年法施行に伴い全国一斉に家庭裁判所が設立された。そして映画館は、新庁舎建設までの仮庁舎に。家庭裁判所としての初日。近藤判事は一枚の書類を目にする。やっかいな文字・・・窃盗傷害。連行されてきたのは、反抗的な目を持つ少年
本作「錆色のアーマ」は、戦乱の世を舞台に、天下統一を夢見た男たちが、企み、惹かれ合い、裏切り、葛藤するそれぞれの生き様を描いた物語。実際の史実に基づいた、完全オリジナルストーリーとなる。今や世界に誇る日本文化のひとつとなりつつある、漫画・アニメ・ゲームなどを原作とした“2.5次元舞台”。その流れとは逆に、まず舞台版が生まれ、そこからアニメをはじめとするメディアミックス展開を図っていくこの「錆色のア
ダンサー狩りの時代。人々は「ダンサー」と「非ダンサー」に識別され、ダンサーと認定された者は「収容所」に収監される。収容所は管理システムを意味する名前で現実的には存在しない。ダンサーと認定された人々は一見以前と変わりない日々を送っているが…「私は誰なのか。ダンサーなのか。何故ダンサーなのか。ダンサーとして何を求められているのか」…やがて歴史という物語隙間に身を隠した1人の紛れもないダンサーと出会う。
詩人ヨシフ・ブロツキーと都市レニングラードの関係性から着想し、「ここ」と「彼方」のはざまのなかに喚起される事々について検証していく。あらすじ:1999年、サンクトペテルブルク。冷戦終結から10年、ソ連は崩壊し、新たな混沌にあった。その街で暮らす女の元に、アメリカから男がやってくる。手紙を携えて。それはかつてアメリカへ亡命した父からの手紙だった。女は幼い頃に父と別れてから孤独と欠落感を抱えているが、
これは井上ひさしが紡いだ敗戦のひとつの真実。そしてラジオの魔法。私はだれでしょう。だれであるべきでしょう。ラジオはいつも人々のそばにあった。戦時中は「大本営発表」、8月15日は「玉放送」。敗戦後、東京放送会館は建物をGHQに接収されていたが、「復員だより」「街頭録音」「のど自慢」そして「尋ね人」・・・人気番組は多く、あの頃、ラジオを聞いていた。これは戦後のラジオ放送にひたむきに取り組む放送局職員た
-大阪の朝鮮学校に通う高校生ソニは、スピーチ大会の練習中に、いつの間にかタイムスリップをしてしまう。そこは1948年4月、日本にある朝鮮人集落。故郷の朝鮮半島へ帰る日を待ち望み、お金を出し合い建てた学校に、ある日突然、閉鎖せよとの命令がくだる。大人も子どもも、おにぎりを作り、学校で寝泊まりをはじめ、ガリ版でチラシを作りながら戦うのだが…2007年の初演より、日本と韓国にて上演を続けている作品。
「隅田川 森羅万象 墨に夢」プロジェクト企画
オンライン演劇。コロナ禍での「映像配信で実現する演劇体験」を追求した、全く新たな「隅田川物」として表現。江戸時代に隅田川で起きた落橋事故という大惨事。人々はこれを落語『永代橋』に昇華させた。この悲劇さえも笑いに変えて力強く生きる江戸の市井の文化に着目し、歌舞伎『八幡祭小望月賑』など隅田川ゆかりの古典作品群をコラージュ。コロナ禍に苦しむ現代と事故当時を重ね合わせ、カタストロフを乗り越える人間の逞しい
兄夫婦と弟は同じ家に住んでいる。妻への不信感から兄は弟に「妻と二人きりで一泊してきてほしい」と願い出る。そして、その間に起きたことを逐一報告するようにと。夏目漱石の『行人』のシチュエーションを借りて、変化していく三角関係の行き着く果てを描く。2016年Votage-2016 Kuandu Arts Festival参加作品。
ローマ帝国の将軍タイタス・アンドロニカスは、ゴート族との戦いに勝利しローマに凱旋する。民衆はタイタスに、空位だったローマ皇帝になるよう要望するがタイタスは固辞し、かわりに先帝の長男サターナイナスを指名する。新皇帝サターナイナスは、捕虜であるゴート人の女王タモーラを妻にする。タモーラはタイタスに強いうらみをもっている。愛人アーロンや息子たちを使い、皇后という立場を最大限に利用して、タイタス一家を次々
民主主義の理想に燃えた戦後。日本国憲法が生まれたその時代を伯爵家のクリスマスを舞台に描いた斎藤憐の傑作戯曲。オリジナル台本をもとに、丹野郁弓による新演出、客演の岡本健一をはじめスタッフ・キャストを一新しての上演。2018年三越劇場版の全国巡演。
くちびるの会長編演劇公演第7弾。《あらすじ》主な舞台は、愛知県三河地方にある、農村部。東京で恋人と同棲しながら脚本家を目指す、川村明利(32)にもとに、ある日、兄の雅史(35)から電話がかかってくる「親父の様子がおかしい、ちょっと様子見に行ってくれないか」。明利が帰省すると、なんと徹は「象」になっていた。明利は葛藤する。果たして、「象」となったどうすれば良いのか。
祈りのナガサキを舞台に紡がれる母と息子の命の物語。2021年夏、ヒロシマ(『父と暮せば』)、オキナワ(『木の上の軍隊』)に続き、ナガサキを描くこまつ座「戦後"命"の三部作」第三作が待望の再演。井上作品の担い手として数多くの作品を手掛ける演出の栗山民也、情感豊かな演技で陰陽併せ持つ母親像を表現した母・伸子役の富田靖子、母への想いを熱量豊かに演じた息子・浩二役の松下洸平。井上ひさしの遺志を受け継いだス
戦後日本を代表する作家、三島由紀夫がカンボジアの城塞都市遺跡アンコール・トムに着想を得て、実在のカンボジア王ジャヤ・ヴァルマン七世を主人公に描いた最後の戯曲による舞台。カンボジアの伝統舞踊、音楽の担い手を招聘して実現した国際共同制作作品。十二世紀末のカンボジア。栄華を極めた偉大な王が己の夢と希望を託し「アンコール・トム」そして「バイヨン寺院」を造営していく雄大なロマンをアンコール王朝の衰亡を背景に
原爆投下から3年後の広島を舞台に、父と娘の精緻な対話が織りあげる、ほのかな恋の物語。しかし核兵器の、人類の存在をも脅かすそのおぞましい力は、可憐な娘の心にも大きな傷跡を残していた。生きる喜びを失くしてしまった娘にふたたび希望の光を蘇らせるために、いま、父は全身全霊で娘に語りかける。
故郷は遠い。済州島から大阪にたどり着いた時春は、夜学の先生と再会し、恋に落ちる。子宝に恵まれささやかな幸せもつかの間、彼女に降りかかるのは、悲しくもつらい出来事たち。そんな中、故郷から知らせが届き…-戦中、戦後の大阪を舞台に繰り広げる、在日コリアン1世の物語。済州4.3事件の渦中に大阪へ渡ってきた人々を描いた小説「風の声」(金蒼生著)の舞台化ー第1弾。
長野県鬼無里村に伝わる『鬼女紅葉伝説』を元に構築。時は平安時代―鬼と呼ばれた者たちが闇を駆け巡り、歴史の裏舞台で蠢く。 遡り白鳳時代―遷都計画が秘かに息づいていた!?そして現代にも遷都計画の噂はあった!?千代の時を超えて問う。国とは何か? 皇とは何を意味するのか? 神と人、その境界に隠された真実とは? 歴史と幻想が交錯するこの冒険に、わくわくが止まらない!その熱き魂を今、あなたに
伝統舞踊である日本舞踊でもコンテンポラリー・ダンスの要素を取り入れる試みなどは行われてきたが、表層的な混合に終わることが多かった。例外的に二代目花柳壽應は、正統の日本舞踊を修めながら、モーリス・ベジャールの『ザ・カブキ』のアドバイザーを務めるなど、コンテンポラリー・ダンスにも造詣が深く数々の成果をあげてきた。今回の「ボレロ」の振付は、壽應の弟子として古典舞踊と創作舞踊の両面で薫陶を受けてきた花柳源
・「茄子娘」古典落語。茄子の精と和尚との不思議な邂逅と軽妙な会話を描く。演者は桂南楽。・「長屋の花見」古典落語。貧乏長屋の住人によるこっけいな花見の様子を描く。演者は桂銀治。・「対策は合言葉」自作落語。振込め詐欺対策で合言葉を考える母と息子の軽妙な会話を描く。演者は吉原馬雀。・「火焔太鼓」古典落語。貧乏な骨董商の夫婦がまさかの掘り出し物を見つける。演者は立川らく兵。
戦後。「高度成長」の初め頃ー。村の人々は貧苦にあえいでいた。産まれたばかりの赤ちゃんが、昔ながらにコロコロ死んでゆく。雪深い山奥の村。医師に給料が払えない。「国保」係の高野は村を歩きまわる。滞納を整理できなければ病院がなりたたないのだ。無医村の恐ろしさを知っているのは誰よりも村の人々。だが、村の人々は金を払えない。八方ふさがりの村をどうすればいいのか。教育長、深田は考える。まだ封建色の強い家の中で
『平家物語』を原作に、平清盛の五男・重衡をモデルとした叶昌景の物語を描く現代劇。宰相の息子・昌景は、謀反の疑いで流罪となった貴族の娘の処刑を命じられる。彼女は最期に母から授かった神像への祈りを願い、その姿に昌景は心を揺さぶられる。栄華の陰で一族は重い抑圧に苦しみ、昌景も望まぬ戦に心を蝕まれていた。やがて彼は、処刑した女に瓜二つの遊女と出会い、その正体と神像の謎へと迫っていく。
明治45年夏、福岡県糸島郡今宿の海辺の家でノエは進退窮まっていた。東京の女学校卒業後に決められていた結婚が嫌で飛び出したのが春の終わり、恩師だった辻潤のもとへ身を寄せ、「青鞜」の平塚らいてうと出会い、離婚のため戻ってきたが親族はみな猛反対。東京に戻る金もなく針の筵だったある日、「どうせ死ぬならケエツブロウよ、かなしお前とあの渦巻へ―」と謎の文句を残して消えたノエ…。伊藤野枝激動の生涯を、生まれ故郷
1939年9月1日早朝、ナチス・ドイツは、宣戦布告なしにポーランド攻撃を開始した。第二次世界対戦の勃発である。ソ連も素早く介入し、ポーランドは二分される。そして、その頃のポーランドには350万人のユダヤ人が住んでいた。ユダヤ人のヤンクル家とメンデル家の人達はナチスの手から危機一髪逃れることができ、ユダヤ人難民救援委員会のメンバーであるデビットの助けでリトアニアの首都カウナスのアパートに潜むことがで
川口隆夫ディレクション企画「舞踏 ある視点」
パフォーマンス作品《Ice Cream Torch / Ceremony》は、2014年から小林勇輝が継続的に発表しているプロジェクト「Life of Athletics」の最新作で、写真による三部作《Ice Cream Torch / Flag》《Ice Cream Torch / Relay》 《Ice Cream Torch / Flame》 とともに構成される。本作では、地上と地下とを繋ぐ
こまつ座「戦後"命"の三部作」の記念すべき第一作。魅力あふれる新しい俳優を迎え堂々上演。
江戸幕末の日本橋。待ち合わせした男が二人。ひとりは跡取り、ひとりは幇間。連れだって馴染みの遊郭へ繰り出そうと欣喜雀躍品川へ。ところが、事態は急転一天地六、これが思いもかけぬ一大道中の振り出しだった。次から次へと降りかかる危難、水難、厄難、女難。ついには、天にも運にも見放され、流亡のはての生き地獄……井上ひさしが1975年に放った快作を、こまつ座で初の上演。
三谷文楽
文楽×三谷幸喜の超・古典エンタテインメント!13年ぶり、三谷文楽、待望の新作がこの夏誕生。主人公は万年〝憎まれ役〟の人形!三谷幸喜が描く抱腹絶倒の文楽人形による文楽人形の物語。
ミラーボールが回る呪術の場、古今東西のエイリアンによって謡われるダンス現代に潜む様々な文化や進化の記憶の断片を寄せ集めた、キメラ状身体。それは、古くて新しい奇妙なエイリアンたち。現在であり過去であり未来である時間=無時間。世界はミラーボールが回るダンスフロア。人間も動物も、生命はみな踊る。ここにミラーボール主義を宣言する。
川口隆夫ディレクション企画「舞踏 ある視点」
台湾のアーティスト、リヴァー・リンによる、戦後日本に生まれた先駆的芸術運動「具体(具体美術協会)」について、特に田中敦子、白髪一雄、村上三郎、嶋本昭三らの作品を参照したオンラインパフォーマンス。また、C-Lab (Contemporary Culture Lab Taiwan)との共同制作作品として2020年に台北で上演されたパフォーマンス作品『具体美術宣言と踊る』のドキュメンテーション、TRUア
宮本研の名作戯曲を日本アカデミー賞脚本賞受賞の劇作家:詩森ろばが「現在の視点」で大胆にアダプテーション。百年前、日本と中国の自由と民権を求める人々の交流を、おんなたちの視点で描いた友情と冒険の物語。
1994年、戦後49年目の年に誕生した二人芝居『父と暮せば』。1995年より日本各地を巡る全国公演を開始。戦後60年を迎えた2005年までに、通算368ステージを数え、『紙屋町さくらホテル』『リトル・ボーイ、ビッグ・タイフーン』の原点ともなった。女優栗田桃子を迎えて、装いも新たに上演。次世代に語り継ぎたい、井上戯曲の傑作にしてこまつ座のライフワーク。
水を司る龍の棲む夜叉ヶ池。今庄の里を日照りから救うために龍神に身を捧げた娘は、夜叉姫として信仰を集め、「白雪姫」として泉鏡花の小説「夜叉ヶ池」にも描かれている。今庄町の古い茅葺きの民家の庭に舞台をしつらえ、治水を願う里の人びと、旱魃をもたらす魔神など夜叉ヶ池をめぐる様々な精が登場。日照りに苦しむ里を、白雪姫が自らを呪縛している鐘を割り、恵みの雨をもたらすという伝説を舞踏によって、あらたに演じる。
演劇と茶道を融合させた「お茶会演劇」。『珠光の庵』は、京都を拠点に活動を続ける『劇団衛星』が贈る、一風変わった演劇公演です。茶道裏千家お家元のご支援を受け、2004年夏に京都・誓願寺にて初演。わび茶の祖・村田珠光の物語と、お抹茶・お菓子でおもてなしします。-
ルサンチカが、これまで不特定多数に「仕事」についてインタビューし制作した舞台作品のリクリエイション。斉藤綾子を出演に招き、彼女の持つ肉体を頼りに「存在」と向き合っていく。ダンサーである彼女は踊ることが働くことと繋がっている。どこからが公のための踊りで、どこからが自分のための踊りなのか。そもそもそのような境界は存在しているのか。ダンサーの彼女と対話を用いて彼女と彼女自身と向き合っていく。
城は「まつろわぬ民」と呼ばれた蝦夷に対処する軍事拠点であると同時に大陸の新興国・渤海ぼっかいとの交流の窓口。さまざまな人々が集う。都から派遣された坂田麻呂と娘の多可子、渤海の使者・叙俊と妹の淑明。そして蝦夷の若者・コダマと親友のウタヒコ。立場や文化を超えた心の交流が生まれ、そして許されるはずのない恋も。古代の秋田を舞台にしたロマン溢れる青春群像。現代にも通じる、むかしむかしの新しい物語が幕を開けま
演劇をやめて久しい土井は、かつて出演した演劇作品の「演出家」の弟を名乗る人物から、演劇の上演を依頼される。そこで土井が受け取ったのは、アンドレイ・タルコフスキーのある映画をもとに書かれた、演劇と救済にまつわる、一本の奇妙な戯曲だった――。初演を経て、演出、演技を全面的にブラッシュアップした、東京公演版「フェイク・読書会演劇」。
独裁政権下での人間の尊厳と正義を描く、チリの劇作家アリエル・ドーフマンの名作。1990年に発表されて以来、そのセンセーショナルな展開が世界中に衝撃を与え、今もなお繰り返し上演されています。演出家・弦巻啓太が若い頃から取り組みたいと熱望していたこの問題作を、2023年、青井陽治氏の翻訳でついに舞台化しました。
『聖ミカエラ学園漂流記』は、数十人の女生徒たちによる反逆のカーニバルを描く。それは暗黒の宝塚による金網デスマッチに駆け抜ける少女十字軍の叛乱なのである。悪魔と手を結ぶトリックスターには、美少女・美加理が扮し、「聖ミカエラ学園」は音を立てて崩れる。30余の女子中学生、女子高校生たちが歌うものは果たして何か? そして彼女たちは、どこに漂流するのか? 讃美歌と文部省唱歌の交叉する中、美少女・美加理が火を
「場所にこびりついた記憶」と「記憶の空洞」をテーマに、メンバー各自の地元に赴き、その場の記憶を拾い上げ、その場に居た私たちにしか掴めないものを探した2週間の「ZAZI・ZOO JAPAN TOUR 2023」そこから、記憶というテーマはずらさずに、演劇史や過去の創作物を進歩史観に照らし合わせ、ちぎってはつなげて生み出した「ZAZI・ZOO JAPAN TOUR 2023」最終章。
時は戦国。極楽島の海賊たちは、潮の渦巻く瀬戸内海の水先案内人として、ささやかだが自由な暮らしを送っていた。しかし、天下統一を目指す秀吉は、極楽島を瀬戸内海の要塞にしようと、明け渡しを命じてくる。全てを島民の合議(話し合い)によって決めてきた極楽島は、秀吉の配下になる事を拒み、戦う覚悟を決めた。秀吉方は刺客の伝二郎を送りこむが、彼は島の住人の海のように自由で広い心に次第に惹かれ始め、極楽島を救いたい
喜劇昭和の世界三部作
『キネマと怪人』、『ブランキ殺し上海の春』と共に「喜劇昭和の世界」三部作を構成する。佐藤信は天皇制に切り込むべく、二・二六事件による戒厳令下の東京に架空の街を出現させ、阿部定事件を絡めながら昭和の終焉を描こうとした。なお、本作の巡業先だった沖縄での上演が不許可になり、裁判に発展した。これをきっかけに劇団は意識的に公有地を上演場所に選ぶことで全国の公有地を開放する運動をはじめる。